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ラグビー コラム 2023年6月9日

早稲田大学、「物足りなさ」を払拭したい流通経済大学戦。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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前進を試みる久富連太郎(政経4=島根・石見智翠館)

5月7日に開幕したラグビー関東大学春季交流大会も終盤戦に入り、残りは2試合となった。早稲田大学はここまで2勝1敗と、勝ち越した状態で春季大会を折り返す。

先週、岐阜県ラグビー祭で行われた早慶戦でも勝利し、勢いに乗る早大だが「全体的に物足りない」(大田尾竜彦監督、平16人卒=佐賀工)と慶應義塾大学との一戦に不満を残す。『物足りなさ』を払拭し、最終節に控える帝京大学戦に弾みをつけることができるか。

岐阜の地で開催された宿敵・慶大との一戦。拮抗した試合展開を見せる両者だったが、先に試合を動かしたのは早大であった。スクラムで優位を取った早大は敵陣ゴール前相手スクラムをターンオーバー。最後はCTB(センター)野中健吾(スポ2=東海大大阪仰星)がゴールラインに走り込み、先制トライを挙げた。

その後もSO(スタンドオフ)伊藤大祐主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)の個人技によるトライなど追加点を重ね、後半20分には26-3までリードを広げた。このリードを守り、勝利するかと思われた早大だったが、後半終盤に立て続けに2トライを献上。26-17で勝利するものの、「受け手に回った時間が長かった」(伊藤)と課題が浮き彫りになる一戦となった。

早稲田大学スタメン

次節の対戦相手である流通経済大学は明治大学、東海大学、帝京大学の強豪に3連敗と調子が上がっていない。しかし、4月に行われた東日本大学セブンズ大会では1回戦で早大を破り、CHAMPION SHIP準優勝に輝くなど個人の強さが垣間見える。

スキルとスピードを兼ね揃えたFB(フルバック)ステファーナス・ドゥトイを始めとした、個人で局面を打開できる選手を有するのが流通経大の特徴だ。また、東海大戦ではスクラム、モールでそれぞれトライを挙げるなどFW(フォワード)のセットプレーも脅威。早大はBK(バックス)陣の縦と裏を組み合わせる多彩な組織アタックで流通経大ディフェンスを翻弄できるかが、勝敗のカギとなるだろう。

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