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ラグビー コラム 2023年6月1日

今シーズンの覇権争いの流れが決まる大一番。関東大学春季大会Aグループ、明治大×帝京大戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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明治大学 vs. 帝京大学

まだ6月。それなのに試合を取り巻く空気には早くもクライマックスのような緊張感が漂う。今シーズンの覇権争いの流れが決まる大一番。多くのファンが、そんな意識でこの一戦を見つめているはずだ。

6月3日、静岡県のエコパスタジアムで、昨季大学選手権で11度目の優勝を果たした帝京大と、5年ぶりの王座奪還に燃える明治大が激突する(13時キックオフ)。ともに強豪ひしめく関東大学春季大会Aグループでここまで全勝、その内容も充実している。3連覇に向け盤石の歩みを続ける王者と、それに匹敵する分厚い戦力を有する挑戦者。両校の力関係が、この試合で明らかになる。

前年度選手権決勝の先発メンバー15人のうち10人が残った帝京大は、シーズン初戦となった4月16日の同志社大との招待試合に89-0と大勝すると、4月23日の関東大学春季大会初戦でも東洋大を92-14で圧倒し、今季も好スタートを切った。圧巻だったのはHO江良颯主将が復帰した5月14日の流通経済大戦で、19トライを奪う猛攻を見せ93-0で完封勝ち。さらにその2週後に行われた招待試合でも、2年連続選手権ベスト4の関西の雄、京都産業大に43-12と完勝を収めている。

万事に隙のない戦いぶりの中でも特に際立つのは、FWの支配力だ。圧倒的なフィジカリティを武器にセットプレーやコンタクト局面でプレッシャーをかけ続け、相手の集中力が途切れるや、ただちに厳しくたたみかける。SO高本幹也、CTB松山千大ら主軸が抜けたBKも新戦力が続々と台頭し、昨季までWTBでの出場が多かったSO/FB小村真也を中心に優れた決定力を示している。

一方の明治大は5月7日の春季大会初戦で流通経済大に大雨の中58-12と快勝すると、早稲田大との2戦目も終盤に2トライを挙げて突き放し、45-24でライバル対決を制した。続く5月28日の東海大戦は試合を重ねるにつれて調子を上げてきた相手にペースを握られる時間帯もあったものの、今季初出場となったCTB廣瀬雄也キャプテンの2トライなどで41-31と勝利。春季大会3連勝でB、Cチームのトレーニングマッチを含めここまで全勝と、こちらも順調な春を過ごしている。

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