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ラグビー コラム 2023年5月2日

残留か、昇格か。4年ぶりの再戦は激闘必至。リーグワン入替戦、シャトルズ愛知×相模原ダイナボアーズ第1戦展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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生きるか死ぬか。そんな物騒な表現がこれほどピタリとくるシチュエーションもないだろう。4か月にわたるレギュラーシーズンの激闘を戦い抜いた末に臨む、昇降格をかけた大一番。ホストアンドビジターの2回戦トータルの結果で来シーズンの戦うステージを決する入替戦は、文字通りの決戦である。

ディビジョン1の10~12位とディビジョン2の1~3位がたすき掛けで対戦する3カードのうち、5月6日土曜日の14時30分にキックオフを迎えるのは、豊田自動織機シャトルズ愛知三菱重工相模原ダイナボアーズの第1戦だ。会場は愛知県のパロマ瑞穂ラグビー場。まず下位ディビジョン所属のシャトルズがホストゲームを行い、翌週14日に今度はダイナボアーズの地元、神奈川県海老名運動公園陸上競技場での第2戦(14時30分キックオフ)で決着をつけるという流れになる。

両者の今シーズンの戦いを今回ホストのシャトルズから振り返ると、ディビジョン2のリーグ戦は浦安D-Rocks三重ホンダヒートに1、2巡目とも敗れ、6勝4敗の3位で通過。上位3チームによる順位決定戦もD-Rocksに12-31、ヒートには13-14と健闘するも勝利に届かず、3位でレギュラーシーズンを終えた。もっとも、順位決定戦ではいずれもリーグ戦から大幅にスコアを縮めており、ここにきてコンディションは研ぎ澄まされつつあるという印象だ。

特に4月15日のヒート戦は、出足鋭いディフェンスとブレイクダウンでの気迫みなぎるファイトで再三ターンオーバーを勝ち取り、世界的名手が並ぶ強敵をあと一歩まで追い詰めた。「試合を重ねるごとに我々のパフォーマンスが高くなってきていることは、見ている方々にもわかっていただけていると思います」と、徳野洋一ヘッドコーチのコメントにも手応えがにじむ。心身とも充実したコンディションで、入替戦に挑んでくるだろう。

一方のダイナボアーズはディビジョン1昇格初年度にして開幕からの5試合で3勝1敗1分けと好スタートを切り、序盤戦の台風の目となった。その後は善戦するも後半に突き放されるゲームが続き、結果的に4勝11敗1分けの10位で入替戦に回ることとなったが、チームとしては大きく躍進を遂げたシーズンといえる。そしてだからこそ、ディビジョン1残留を決めいい形で今季を締めくくりたいという思いは強いはずだ。

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