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ラグビー コラム 2023年5月1日

【ハイライト動画あり】大学ラグビー春の陣、前年度リーグ戦の上位対決は東海大に軍配。関東大学春季交流大会Aグループレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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新チームの発足からここまで積み上げてきたものをシンプルにぶつけ合う。ゆえにトレーニングの充実度や目指すスタイルが如実にパフォーマンスに反映される。そんな成長途上の魅力と可能性を随所に感じさせる、春シーズンらしい戦いだった。

前年度関東大学リーグ戦1位の東海大と、同2位の流通経済大が激突した関東大学春季交流大会Aグループの第2週。ともに15人制での今季初戦となったこの一戦は、両者のカラーを表すように立ち上がりからアグレッシブにボールをつないで仕掛け合う動きの多い展開で進んだ。

最初に得点を刻んだのはビジターの東海大だ。開始2分、ゴールラインドロップアウトのレシーブを起点にテンポよくラックを連取して揺さぶると、PRシアレ・オトゥホウマのリターンパスを受けたHO安藤良太がきれいにラインブレイク。そのままスピードに乗って約25メートルを走り切り、ポスト左に滑り込む。

12分には敵陣でのラインアウトスチールからFWの縦への連続攻撃でプレッシャーをかけ、CTB近藤翔耶が鋭くギャップを突破。内をサポートしたSH辻時羽へとつなぎ、悠々とインゴールを陥れる。SO武藤ゆらぎのコンバージョンも決まって、リードは14-0に広がった。

チャンスを作りながらも仕留めきれないシーンが続いていた流通経済大が反撃に転じたのは、19分過ぎだ。相手ボールのスクラムをドミネートして勢いに乗ると、一連の流れで敵陣ゴール前へ攻め込み、平均体重108キロの重量FWがスクラムを猛プッシュ。サイドに持ち出したNO8ティシレリ・ロケティが力強く相手防御をこじ開け、7点を返す。

流れが変わるかに思われたシーンだったが、東海大は続くキックオフからディフェンスで厳しく圧力をかけ、すかさずペナルティを獲得。ゴール前のラインアウトを起点にFW陣が意地を見せ、FLアフ・オフィナがねじ込んでトライを返す。しかし流通経済大もすぐに反撃に転じ、29分にまたもスクラムでペナルティを誘発。こちらもラインアウトからモールを押し切ってHO作田駿介が右中間に押さえる。その後のピンチを懸命のカバーディフェンスでしのぎ、7点差でハーフタイムを迎えた。

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