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ラグビー コラム 2023年4月14日

プライドをかけたダービーマッチ。ジャパンラグビー リーグワン第15節、グリーンロケッツ東葛×スピアーズ船橋・東京ベイ戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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グリーンロケッツ東葛 vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

同じ都市に本拠を置くチームが激突する「ローカルダービー」は、さまざまなスポーツにおいて熱狂的な盛り上がりを見せる人気カードのひとつだ。地理的な関係性が特別な対抗意識を呼び、プレーヤーもサポーターもいつも以上に気持ちをたかぶらせてその一戦に臨む。そうした背景から、数々の名勝負が繰り広げられてきた。

4月16日、柏の葉公園総合競技場では、NECグリーンロケッツ東葛クボタスピアーズ船橋・東京ベイの「千葉ダービー」が行われる(14時30分キックオフ)。14節終了時点でグリーンロケッツは10位以下、スピアーズは4位以上が確定し、それぞれ入替戦とプレーオフへの進出が決まっているが、立ち位置は違っていても、同じ千葉県をホストエリアとする両者にとって大きな意味を持つゲームであることに変わりはないはずだ。特にグリーンロケッツにとっては1巡目の対戦で7-40と敗れているだけに、レギュラーシーズンのホストゲーム最終戦となるこの試合では意地を示したいところだろう。

両チームのスタッツを比較してもっとも差が顕著なのは得点力だ。スピアーズが12チーム中トップの538得点(1試合平均38.4点)を記録している一方、グリーンロケッツは12番目の235点(同16.8点)。トライ数もスピアーズの70(全体2位)に対しグリーンロケッツは35(全体11位)で、大きな差がある。グリーンロケッツとしては何よりまずディフェンスで奮闘し、ロースコアのゲームに持ち込むことが、この試合の一番のテーマとなる。

 

もうひとつ注目したいのがインプレーキックの数だ。スピアーズの383本(1試合平均27.4本)に対しグリーンロケッツは270本(同19.3本)で、1試合平均で8本以上スピアーズが多く蹴っていることになる。キックで一気に陣地を進め、いいフィールドポジションでリーグ有数の強力FWの推進力を存分に生かすというスピアーズのスタイルを表すデータといえるだろう。ボールキャリー数やゲインメーター、パス回数はさほど変わらないにも関わらず倍のトライを挙げていることからも、スピアーズがいかに効率よく攻めているかがわかる。

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