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ラグビー コラム 2023年3月10日

猪と鷲の真っ向勝負。6位・相模原ダイナボアーズが4位・横浜イーグルスに挑む。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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三菱重工相模原ダイナボアーズ スターティングメンバー

対する相模原DBは先発6名の変更だ。PR(3番)は蜂谷元紹に代わって石井智亮、FL(6番)は佐藤弘樹が第6節以来の先発で、NO8にはエピネリ・ウルイヴァイティに代わってサム・チョンキットが入る。エピネリはリザーブ。BKでは前節はリザーブだったSOマット・トゥームアが先発し、CTBマット・ヴァエガが6節以来の先発復帰。カーティス・ロナとCTBコンビを組む。FBアラサイア空ローランドは欠場、前節WTBだった韓尊文がFBに回り、WTB(14番)で奈良望が出場する。

横浜Eの田村優(日本代表70キャップ)、相模原DBのマット・トゥームア(オーストラリア代表59キャップ)の世界レベルのSO対決は、この試合の楽しみの一つ。互いに質の高いキック、パスで攻撃を司る。客席を沸かせるプレーを見せてくれるだろう。相模原DBと横浜Eは、リーグ戦では通算5度目の対戦となる。過去は横浜Eの3勝1敗。相模原DBが勝利したのは2009年10月だ。相模原DBは前節のライナーズ戦で勝利し、ディビジョン1での連敗を4でストップさせた。今節も勝利すると開幕2試合以来の連勝となる。

統計数値で見ると、横浜Eはここまで52トライ、相模原DBは29トライと決定力には大きな差がある。また、横浜Eの今季スクラム勝率(96%)はディビジョン1のトップだ。スクラムで圧力を受けると相模原DBは苦しい戦いを強いられる。スクラム、ラインアウトを安定させ、ハードトレーニングで培った粘りのディフェンスで横浜Eのミスを誘いたい。相模原DBは負ければ順位が大きく下がる可能性もあり、なんとしても勝ち点を積み上げたい。一方、横浜Eは「納得のいくパフォーマンス」で勝ち点を積み上げ、上位を追いかけたい。好ゲームが期待できる。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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