人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年3月8日

ラグビーワールドカップまで半年、リーチ マイケルとワーナー・ディアンズが意気込みを語る

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

初出場を目指すワーナー・ディアンズ

小さい頃はニュージーランド代表の黒のジャージーを着たかったが、今は変わったという。流通経済大学柏高校2年だった4年前の日本大会の時は、4年後に自分が出るイメージは全くなかったが、今は「ワールドカップの試合はラグビーの世界で一番大きいし、会場の盛り上がりや、ファンがたくさん見てくれると思うし、それがまたチャレンジになるからすごい楽しみにしている」と話す。

この4年間で自身が成長を感じていることを聞かれて「一番大きくなったのはたぶん身体じゃないですか?あとはプレーの成長だとコンタクトのエリア。アタックでもディフェンスでも前に出られるようになった。リーグワンでいいパフォーマンスをして、合宿でもアピールできればワールドカップに出られるチャンスはある」と胸を張った。

合宿やミーティングでジョセフHCと話す機会も増えており、「一番言われているのは、ボールを持ってないところでのスピード。セットアップのスピードとか、早く戻ってラインに入ることとか、そういうボール持ってないところのスピードです」と話した。

昨秋はオールブラックス戦、イングランド代表戦にも出場し、「最近はボールキャリーに自信を持ってプレーができている」。一方で自分に足りないところはと聞かれると、「メンタルのところ。ラグビーの世界で一番大きなステージの試合で戦う、それがすごくメンタル的にはタフだと思うし、まだ若いのでもうちょっと試合で経験をしないといけない」と話した。

大きな舞台でもあまり緊張こそしないものの、以前NECのS&Cコーチを務めていた父のグラントさんにも考えすぎることを指摘されたという。「(そういう時は)仕事に集中して、自分のやらないといけないことをシンプルにやっていく。とりあえず次のラインアウトや、次のスクラムに集中して、それが終わって次のプレー、とそれだけに集中する。そこから1個ずつのプレーを考える」。

初めてのワールドカップの舞台に立ったら「フィジカルでは負けない。アタックでもディフェンスでも前出て身体を張ります!」と語気を強めた

同じニュージーランドのクライストチャーチ出身で、ブレイブルーパスでのチームメイトでもあるリーチとディアンズ。日本代表のFWの大黒柱と新鋭はともにリーグワンで個人のレベルを上げてチームの勝利に貢献しつつ、9月8日の開幕に向けて個の能力を研ぎ澄ませていく。

文:斉藤健仁/写真提供:東芝ブレイブルーパス東京

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ