人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年2月24日

20年ぶりの勝利なるか。全勝の埼玉ワイルドナイツに 上り調子の神戸スティーラーズが挑む。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

コベルコ神戸スティーラーズ スターティングメンバー

神戸Sは前節から先発15人で3名の変更がある。LO張硯煥に代わってジェラード・カウリートゥイオティ、WTB山下楽平に代わって井関信介、CTBはマイケル・リトルからリチャード・バックマンに代わる。張、山下、リトルはリザーブへ。そして、日本代表PR具智元が長いリハビリ期間が明けて今季初めてメンバー入りした。リザーブ席からのスタートながらファンにとって嬉しいことだろう。「小さな怪我でストレスをためることもありましたが、この試合で復帰することをターゲットに、あせらずにリハビリしていました。稲垣さんや、ミラーさんなどパナソニックの日本代表選手と戦うのは楽しみです」。

埼玉ワイルドナイツスターティングメンバー

埼玉WKは前節から先発で8名の変更があり、ポジションチェンジも多い。HOは堀江翔太がリザーブに下がり、坂手淳史キャプテンが先発。PR藤井大喜、LOリアム・ミッチェル、NO8ジャック・コーネルセン、SH内田啓介、SO松田力也、CTBダミアン・デアレンデディラン・ライリーが先発する。デアレンデは夫人の出産で帰国していたこともあり、第3節以来の先発復帰。パワフルなプレーで攻守の軸になる。前節が今季初出場になった丹治辰碩は14番から11番へ移動して引き続き出場。山沢拓也はSOからFBに移動し、松田とのダブル司令塔でゲームを操る。4試合連続で先発していたCTB長田智希はリザーブに回る。これだけの変更があっても、戦力がさらにアップしたように感じるのは選手層の分厚い埼玉WKならではだ。

両者は長年の好敵手だが、実はリーグワンの前身トップリーグが開幕した2003年シーズンに神戸Sが勝って以降、一度も勝っていない(引き分けはあり)。今季の統計数値を見ると、トライ数と得点については、神戸S(37トライ、273点)が、埼玉WK(34トライ、256点)と上回っているが、失点は、神戸Sの269点に対して、埼玉WKは99点と圧倒的に差がある。キーポイントは山中亮平の言葉通り。神戸Sが観客を喜ばせる攻撃を繰り出し、埼玉WKの底力を引き出すような質の高い接戦を期待したい。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ