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ラグビー コラム 2023年2月3日

序盤戦の台風の目、相模原ダイナボアーズが地元相模原ギオンスタジアムで神戸スティーラーズを迎え撃つ。ジャパンラグビー リーグワン第7節プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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三菱重工相模原ダイナボアーズ vs. コベルコ神戸スティーラーズ

全16節のリーグ戦の3分の1を終えたリーグワンディビジョン1において、ここまでもっとも強い印象を残しているチームのひとつは三菱重工相模原ダイナボアーズで間違いないだろう。リコーブラックラムズ東京トヨタヴェルブリッツを倒し開幕連勝スタートを切ると、第4節では昨季4位の東芝ブレイブルーパス東京にも23-19で勝利した。ディビジョン2から昇格の初年度にしてすでに3勝を挙げ、勝ち点15で堂々の6位につけている。

何より目を引くのはチーム一丸のひたむきな戦いぶりだ。ディフェンスでは厳しい鍛錬で培った体力をベースに誰もが迷いなく前に出て激しくヒットし、懸命に戻ってカバーに走る。失点を最小限にとどめて接戦に持ち込み、SOジェームス・シルコックの正確無比なショットでコツコツとスコアを積み上げて競り勝つ。チームとしての明快なスタイルを確立したことが、観戦者の心を動かすビッグパフォーマンスと、大方の予想を覆す好成績の要因となっている。

そんな序盤戦の台風の目が今節対峙するのは、2018シーズンのチャンピオンであるコベルコ神戸スティーラーズだ(2月5日12時キックオフ@相模原ギオンスタジアム)。スティーラーズの現在の順位は2勝4敗の勝ち点10で8位。ディビジョン1有数の戦力を誇り、優勝候補の一角と目されていただけに、チームにとってこの現状は不本意な成績だろう。ここまで対照的な戦いぶりの両チームの激突が果たしてどのような展開になるのか、興味はふくらむ。

スタッツ

両者のスタッツの比較で特徴的なのは、攻撃面だ。ボールキャリー数はダイナボアーズ542回、スティーラーズ581回でさほど変わらないものの、ゲインメーターは同3,322メートルに対し4,123メートル、ラインブレイクは19回に対し43回、ディフェンス突破は113回に対し187回と、大きな差がある。相手防御を破って前進する力では、スティーラーズがダイナボアーズを上回っているといえよう。

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