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ラグビー コラム 2022年12月26日

【ハイライト動画あり】両雄譲らず、息詰まる熱戦はドロー決着。横浜イーグルス×スピアーズ船橋・東京ベイ、ジャパンラグビー リーグワン第2節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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横浜キヤノンイーグルス vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

まだ第2節。それなのに試合はまるで優勝をかけた大一番のような熱を帯びた。この一戦が全16節のレギュラーシーズンの単なる1試合ではないということは、横浜キヤノンイーグルスクボタスピアーズ船橋・東京ベイのいずれにも共通する認識だったはずだ。そんな両者の気概が随所に立ち上るような、見応えある80分だった。

キックオフ直後から激しいコリジョンが連続する引き締まった立ち上がりの中、まず勢いに乗ったのはホストチームのイーグルスだ。4分過ぎ、相手のデリバレイト・ノックオンによるアドバンテージを得た状況で果敢にオープンサイドのスペースを攻め、CTBジェシー・クリエルが目の覚めるような加速で鋭くラインブレイク。外でパスを受けたWTBイノケ・ブルアが、ディフェンダーを振り切って右コーナーへ飛び込む。

12分にはSO田村優のピンポイントのハイパントから、NO8アマナキ・レレイ・マフィがパワフルにラックを乗り越えてペナルティを獲得。田村が左中間約45メートルのショットを通し、10-0とリードを広げた。

SHファフ・デクラークとSO田村のHB団を軸にしたイーグルスの巧みなゲームコントロールになかなかリズムをつかめないスピアーズだったが、20分を越えた頃からようやく持ち味を発揮し始める。24分、SOバーナード・フォーリーのPGで3点を返すと、30分過ぎにはイーグルス自慢のラインアウトモールに粘り強く体を差し込んでグラウンディングを阻止。さらにそこからじわじわと陣地を盛り返し、38分には相手陣ゴール前でのマイボールスクラムを起点にショートサイドを崩してWTB木田晴斗が左スミに押さえた。

見事な集中力で序盤を支配したイーグルス。一方のスピアーズも劣勢の流れからよく立て直し、少ないチャンスにきっちり得点を刻んだ。お互いの地力を感じさせる内容の前半は、10-8でイーグルスがリードしての折り返しとなった。

サイドが入れ替わった後半も、先に追加点を挙げたのはイーグルスだった。43分、敵陣22メートル線内で得たペナルティでPGではなくラインアウトを選択すると、SHデクラークがテンポよくパスをさばいて左順目にフェーズを重ねる。相手防御が前がかりになったところでSO田村が裏のスペースへ絶妙のキックを転がし、WTBヴィリアメ・タカヤワがトライ。難しい角度のコンバージョン決まり、17-8と引き離しにかかる。

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