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ラグビー コラム 2022年11月14日

【ハイライト動画あり】東洋大、法政大を振り切り初の選手権出場へ王手。関東大学ラグビーリーグ戦第6節レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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マタリキ・チャニングス(東洋大学)

快勝ムードから一転、終盤は相手の猛反撃に土俵際まで追い詰められた。最終スコアは26-22。やはり1部の戦いに楽な試合などひとつもない。そして、だからこそ、その楽ではないゲームを勝ち切ってつかんだ4つ目の白星には大きな価値があった。今季の関東大学リーグ戦で旋風を巻き起こしている東洋大法政大との接戦を制し、悲願の大学選手権初出場にいよいよ王手をかけた。

キックオフ直後からお互い果敢にボールを動かして仕掛け合う中、最初のスコアが生まれたのは前半5分だった。法政大のノータッチキックから東洋大がカウンターで切り返し、一気に敵陣へ攻め込む。いったんはボールを失うもすぐに取り返すと、SO土橋郁矢が左大外のスペースへロングパス。フリーになったWTB杉本海斗が悠々と左コーナーへ滑り込んだ。

これで勢いに乗った東洋大はその後も敵陣で試合を進め、18分にゴール前ラインアウトからアタックを継続。パワフルな縦突進でたたみかけ、最後は密集脇に走り込んだLOマタリキ・チャニングスが豪快に突き抜ける。WTB杉本のコンバージョンも決まり、12-0と先行した。

なかなかいいポジションで攻撃機会をつかめなかった法政大も27分、得意のスピーディーな連続展開でゴールラインに迫り、SO熊田経道がタックルを受けながら左中間にグラウンディング。5点を返したことで、それまでの流れが変わるかに思われた。

しかしキックの蹴り合いで優位に立つ東洋大はここであわてず、丁寧に陣地を取って主導権を掌握。37分にFKからの速攻でふたたびLOチャニングスがトライを挙げ、リードを14点に広げる。一方の法政大もロスタイムにSO熊田が約50メートルのロングPGを成功させ、19-8で前半を折り返した。

迎えた後半。開始からしばらくは拮抗した時間が続いたが、またも先に得点を刻んだのは東洋大だった。55分、ゴールラインドロップアウトのレシーブを起点にフェーズを重ねて敵陣レッドゾーンへ攻め込み、LOチャニングスが強烈なハンドオフで相手タックラーを弾いてこの日3本目のトライをマーク。WTB杉本のゴール成功で、スコアは26-8まで拡大した。

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