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ラグビー コラム 2022年10月3日

【ハイライト動画あり】早稲田大学、前節の課題を修正し日本体育大学に102-0で完勝。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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ハットトリックを達成したHO佐藤

雲ひとつ無い空の下、ラグビー関東大学対抗戦第3節が行われた。前節、筑波大学に辛勝した早稲田大学は、日本体育大学と対戦した。

試合開始早々、HO(フッカー)佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がモールから抜け出し先制。その後もゲームを支配し続け、31-0で試合を折り返した。

後半も早々に、NO8(ナンバーエイト)村田陣悟(スポ3=京都成章)のトライから主導権を握る。試合を決定づけた終盤にも、早大の集中は途切れなかった。後半30分から6つのトライを獲得する怒涛のトライラッシュに。102-0で日体大に完封勝利し、対抗戦の戦績を3戦3勝とした。

NO8村田。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選出

前半5分、敵陣左5mでの早大ボールラインアウトからモールで押し込み、抜け出した佐藤がインゴールを駆け抜けた。続く10分には、敵陣右22m付近のラックからつながれたボールを、左タッチライン際で受けたCTB(センター)松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)が、相手を背中でいなし、トライ。

その後は、ノックオンなどハンドリングの部分で課題を残しつつも、自陣22m以内にほぼ攻め込まれることなく、トライを重ねる早大。終了間際には先制トライと同様に、佐藤がモールから相手を押し切ってトライを挙げ、31-0でハーフタイムとなった。

後半も早大の勢いは衰えなかった。後半3分、WTB(ウィング)槇瑛人(スポ1=神奈川・桐蔭学園)からボールを受けた村田が得点。

展開ラグビーで着実に得点を重ね、迎えた22分、FB(フルバック)小泉怜史(文構4=東京・早実)が50:22キックを成功させ、観客を沸かせる。そのラインアウトからパスをつないで、SO(スタンドオフ)吉村紘(スポ4=東福岡)がディフェンスの逆を突きインゴールへ飛び込んだ。

「点差が開いた中でもチーム全員が集中力を切らさなかった」と吉村が話すように、すでに80点差以上つけていた後半ロスタイム5分間にも3トライを積み上げる。約1年9カ月ぶりに公式戦に復帰したSH(スクラムハーフ)小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)はゲインやスピードのあるパス回しで存在感を見せた。

ラグビー 関東大学対抗戦2022

【ハイライト】日本体育大学 vs. 早稲田大学

終了間際にはWTB磯崎錬太郎(商3=徳島・城東)が左際を独走し、一気に敵陣へ。フェーズを重ねたのちに、日体大の鋭く低いタックルをうまくかわしたSO久富連太郎(政経3=島根・石見智翠館)がダメ押しのトライを挙げ、102ー0で日体大に完封勝利した。

「筑波大戦で出た反省を皆が改善するようにコミットし、高い意識で練習できた」(吉村)と、早大は前節の課題を修正して戦い抜いた。大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)は「ラスト20分というゲームを締める部分で代わって入ったメンバーをはじめとしてしっかりとプレーしてくれたことが一番の収穫だった」と振り返った。

メンバー全員が一体となってつかんだ今試合での勝利は、間違いなく早大の自信につながったことだろう。次戦は新潟の地で立教大学と対戦する。「10月のゲームがポイント」と監督が話したように、今試合を通して確実にレベルアップを見せた早大。さらに完成度を高め、対抗戦後半戦に備えたい。

文:冷水睦実/写真:坂田真彩(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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