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ラグビー コラム 2022年10月2日

【ハイライト動画あり】ラグビーJAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)、 オーストラリアA代表との初戦に逆転負け。 終盤にディフェンスの連携ミス続く

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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松島幸太朗

後半の2トライは会場を大いに沸かせた。後半5分、相手陣22mライン付近のスクラムから、SH齋藤直人がボールを左に持ちだすと、縦に走り込んだCTB中野将伍を囮に、FB山中亮平、ライリー、WTBシオサイア・フィフィタとパスが渡って、左コーナーにトライ。14-6とする。オーストラリアWTBスリ・ヴニヴァルにトライを返されたが、夏の日本代表戦は怪我などで欠場していたSH流大、FL姫野和樹が登場すると会場の熱気はさらに高まる。中尾がPGを追加し、17-13と4点リードで迎えた後半15分のトライはこの日のハイライトだった。フィフィタが相手のキックオフを切り返して左タッチライン際を快走。ボールを繋いでオーストラリア陣に入り、さらに流からパスを受けた姫野が前進。右オープンにボールを大きく展開し、最後は交代出場したばかりのWTB松島幸太朗がファーストタッチで右コーナーに飛び込んだのだ。

これで勝利を確信したファンも多かっただろう。スコアは、22-13。しかし、その後はオーストラリアの怒涛の攻撃が始まる。日本は疲労の蓄積と、メンバー交代もあってディフェンスがほころびはじめる。18分、オーストラリアの連続アタックでトライを奪われると、21分には、ラインアウトからの攻撃で内側からのディフェンダーと姫野が同じ選手にタックルに向かったとことで、ボールキャリアーを走らせてしまう。最後は、交代出場のWTBマーク・ナワンガニタワシにトライされ、22-27と逆転を許した。33分にも左タッチライン際でナワンガニタワシのステップワークに奔走され、トライを追加される。

試合前は「結果を出したい」と話していた坂手淳史キャプテンは悔しそうな表情で語った。「持ち込んだボールをミスで失うことが多かった。簡単にトライされたのは、ディフェンスの立ち位置の問題やコミュニケーションのミスです」。ディフェンスを完全に崩しながらトライを獲りきれないシーンは多く、安定していたスクラムも終盤はばらばらになり、ディフェンスもどの選手に誰がタックルに行くかの連携が悪くなった。後半登場した復帰組の流、姫野、松島も本来のパフォーマンスには戻っていない。

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