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ラグビー コラム 2022年9月17日

2023年ワールドカップを目指す2人のベテランハーフ団、流大と田村優の現在地。ラグビー日本代表

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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3大会連続ワールドカップ出場を目指すSO田村

逆にベテランと一緒に練習することに関しては「(この夏に)ハル(立川理道)とやったときもうれしかったし、リーチ(マイケル)や山ちゃん(山中亮平)ともやれてうれしい。ラグビー人生というか、キャリアとしてはもうもうそろそろだと思うので、そんな中でもこういう場所で、歳の近い選手たちと一緒にラグビーできるのは幸せだと思うので、うれしいですね」としみじみと語った。

3度目となる2023年ワールドカップに向けて、SO田村は「まだ先ですが、自分の中で、そこが目標になるのか、何が目標になるかわからないですが、目標が決まったらそこに向けてがんばれるというか。考える時間ももらえましたし、これから考えるようにしていこうかな」とハッキリとした明言は避けた。

ただ、練習から高いパフォーマンスを発揮していたように、コンディションは徐々に上がっていることは間違いない。「代表に必要とされているうちは……というのもありますし。あとはケガが治って来たというのもあります。休めたというのはあります。モチベーションは動けるのでまだある。がんばれないなと思ったらやめます。今はがんばれるので、まだ動きますし、がんばろうかな」。

「SOの中で一番下だ」とジョセフHCに毎日、言われているというSO田村は「自分はすぐスイッチが切れてしまうので、毎日、自分がチャレンジするという状況にある方がいい。それが1日1日、積み重なっていけば、いいものになるんじゃないかという自信もあるので、以居心地は悪くないですね」と手応えも口にした。

30歳のSH流、33歳のSO田村のベテランハーフ団は、若手選手と切磋琢磨しつつ、自身を高めながら1年後のワールドカップを見据えている。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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