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ラグビー コラム 2024年5月20日

【ハイライト動画あり】イーグルス、渾身の攻守で今季ベストゲーム。それを跳ね返したワイルドナイツが決勝進出

ラグビーレポート by 田村一博
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ちょうど1年前は20-51だった。
2季連続のセミファイナルでの対戦は、横浜キヤノンイーグルスにとって、自分たちの進化を確認するのに最適なベンチマークとなった。

今季レギュラーシーズンで2度戦ったときは、12-53、14-43と完敗。しかし、リーグワン2023-24の準決勝でスコアは17-20と競った。

5月18日(土)に秩父宮ラグビー場でおこなわれた試合には、1万5464人が集まった。
多くのファンの前で、横浜キヤノンイーグルスが埼玉パナソニックワイルドナイツに乾坤一擲のチャレンジを見せた。

3点差で決勝に進んだワイルドナイツはさすがだった。
開始4分、SO松田力也のラインブレイクからWTB竹山晃暉がインゴール右に飛び込む。先制パンチを見舞った。

その3分後にPGで迫られるも、9分には、WTBマリカ・コロインベテの左ライン際の力強いランからLOジャック・コーネルソンのトライも生まれた。
27分にはSO松田がPGで加点し、前半を13-3とリードして終えた。

しかしそのロースコアは、イーグルスが自分たちのプランを実行できていることを示すものでもあった。
迷わず前へ出るディフェンスで青いジャージーに圧力をかけ続けた。ワイルドナイツのトライはインゴールの端っこばかり。そして攻めては、インサイドの勝負にも堂々と挑み、その後、よくボールを動かし、キックも巧みに使った。

試合後の沢木敬介監督は前半を振り返り、「相手の方が、足が止まっているように見えた」と言った。
後半、自分たちのスタイルをより明確に示すことができる手応えを感じていた。

その感覚は的中した。
後半開始直後からギアを上げたイーグルスは、すぐに敵陣深くに入った。相手の反則から得たPKを蹴り出し、ラインアウトからモールを組む。
FLシオネ・ハラシリがインゴールにボールを置いた(4分)。SO田村優のコンバージョンキックも決まり、3点差に迫った。

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