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山中亮平選手が影響を受けた恩師2人とポジション変更について語る【J SPORTS×大畑&大西のラグビーチャンネルコラボ】
ラグビーレポート by J SPORTS 編集部◆FBへのポジション変更と日本代表への定着
大畑:2019年のワールドカップが近くなって、選手として円熟味が増して、パフォーマンスも安定してきた。バランスもうまく整ったという風に見えたけど、自分ではどうでした?
山中:ポジションが変わったのもありましたし、自分の役割を集中してできたというのもありました。今までは、僕が10番・12番をやってる時はゲームコントロールをしたり、いろいろ考えることがたくさんあったんですが、FB(フルバック)になって、ダン・カーターや、アンドリュー・エリス、アシュリー・クーパーがいたおかげで、任せるところを任せれたし、自分の役割だけにフォーカスできたのはすごく良かったところです。
大畑:15番になって、すごく安定した。10番とか12番とか、前のポジションをやったことによって、チーム自体をオーガナイズする力がついたと思うだけど、その辺りは良い影響、良い経験ができたと感じる?
山中:10番ではスペースを探すことが多いので、15番に入ってもボールを持った時の動き、カウンターアタックやどこにスペースあるかなど、そういうところは活かされてると思います。
大畑:15番にポジション変更と言われた時はスムーズに受け入れられた?
山中:「しょうがない」とは思いました。10番をやっていたんですけど、ダン・カーターが来たし。でも、ダン・カーターが来たから10番は無理という気持ちはなかったです。全然勝負する気持ちでいたんですけど、コーチ陣から15番でいってくれと言われたので、そこはしっかりと受け入れました。
大畑:2019年のワールドカップで駆け上がって、15番をしっかりと自分の形にした。今度は2023年に向けてで言うと、自分にフォーカスしたところから、もっとチームにフォーカスしてという風に役割も変わってきたと思うけど、その辺り、日本代表での役割はだいぶ変わったと思いますか。
山中:まず、自分の役割を遂行するというのはありますが、歳も結構上の方で、若い選手や最近代表になった選手もたくさんいるので、そういうところは気を遣いながら、うまくコミュニケーション取ったり、日本代表に馴染めるように、というのも自分の役割になってくると思います。
大畑:今、若い選手をチームに馴染ませる役割も、自分の役割の1つだというのがあったんですけど、こちらのコラムでは『ラグビー日本代表チームビルディング』を山中選手に語ってもらっています。
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