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ラグビー コラム 2022年9月11日

【ハイライト動画あり】早稲田大学、前後半で対照的な展開となった青山学院大学戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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先制トライを挙げたCTB松下

開幕を祝うかのような雲一つない晴天の中、早稲田大学の関東大学対抗戦が幕を開けた。初戦の相手は青山学院大学。試合は細かいミスが露呈したが、前半の課題点を修正し、後半は一気に点差を広げた。相手を自陣に引き寄せることなく優位に立ち、スコアは38-8。対抗戦を白星発進とした。

立ち上がりがうまくいかなかった前半、しばらくは張り合う展開が続いた。17分、敵陣左5mでの早大ボールラインアウトからモールで押し込み、ラックを形成。

その後、ボールを持ち出したSH(スクラムハーフ)宮尾昌典(スポ2=京都成章)から、CTB野中健吾(スポ1=東海大大阪仰星)、CTB松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)へと細かくパスを刻み、最後は松下が相手ディフェンスをかわしてゴールポスト裏にグラウンディング。SO(スタンドオフ)守屋大誠(政経2=東京・早実)のキックも決まり、先制に成功する。

以降は早大ディフェンスが光り、自陣深くへの侵入を許さなかったが、パスの乱れが際立ち、なかなか得点に結び付けられない。31分には、早大のオフサイドからPG(ペナルティゴール)を献上。終盤までせめぎ合う試合展開となり、スコアは一向に動かず。7-3で試合を折り返した。

前半とは一転して、後半は着実に得点を重ねた。4分、後半早々に獲得した左サイドでのマイボールラインアウトから、力強くモールを押し切り、HO(フッカー)佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がインゴールをこじ開ける。

18分にも、ラインアウトモールで縦に押し込み、敵陣でフェーズを重ねる。その後、WTB(ウィング)細矢聖樹(スポ2=国学院栃木)のラインブレイクを好機として、ボールをワイドに展開し、野中が右中間にトライ。順調に試合を進め、26分にもモールトライを挙げる。

ボールキャリーするNO8相良主将

34分には、PR(プロップ)亀山昇太郎(スポ2=茨城・茗渓学園)が相手の守備網を切り裂き、ラックからボールを持ち出したNO8(ナンバーエイト)主将(社4=東京・早実)がインゴールを叩き割った。

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