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ラグビー コラム 2022年9月9日

上位進出を狙う2校が開幕戦で激突。関東学院大×流通経済大、ラグビー関東大学リーグ戦開幕戦プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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流通経済大学

戦力を見ると、今年の4年生は付属校の流経大柏が初の花園ベスト4進出を果たした代で、CTB土居大吾主将を筆頭に下級生時から公式戦を経験してきたメンバーを多数擁する。韓国や南アフリカ、フィジー、トンガなど国際色豊かな顔ぶれがそろう留学生たちも大きな存在だ。特に197cm、110kgの大型LOブレンドン・ネルは、空中戦とブレイクダウンで重要な役割を担う。

キックオフ2日前に発表された登録メンバーを見ていくと、関東学院大のフロントローは兒玉隆之介、花田龍紀の両PRにキャプテンのHO米井翔啓という布陣。花田龍紀と矢野裕二郎のLO陣には、ラインアウトでの奮闘が期待される。バックローは由比藤聖、宮上凜の両FLにNO8ラリー・ティポアイ-ルーテルという並びだ。

HBはSH服部莞太とSO立川大輝の佐賀工コンビ。CTBは接点に強い山村拓と松元陸の2年生ペアで、両WTBには2年生の阿部凌太と4年生の丸山央人が入った。FBはルーキーの安藤悠樹がスターターを務める。

一方の流通経済大は、PR森脇光、HO作田駿介、PR吉村一将の3年生トリオがFW第1列で先発。LOは韓国出身のキム・ギヒョンと南アフリカ出身のブレンドン・ネルのコンビだ。両FLは當眞真と越高梁の2人で、NO8神田康生は192cmの長身を武器にハイボール処理やラインアウトで存在感を示したい。

HBは3年生のSH武井陽昌と2年生の佐々木開というペア。ミッドフィールドでは土居大吾主将とリクアタ・テアウパのCTB陣が攻守の中心的役割を担う。バックスリーは小柄ながら決定力のある齋藤凌(168cm)、堀井雄登(165cm)の両WTBに、FB谷惇平という布陣となった。

ともに夏合宿はタイトなスケジュールで精力的に多くのトレーニングマッチを戦っており、終盤戦では疲労の蓄積が影響していたのも事実だろう。十分な回復期間を経ていいコンディションで迎えるこの開幕戦では、大幅にパフォーマンスが向上する可能性も考えられる。見応えあるゲームになることを期待したい。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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