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ラグビー コラム 2022年8月22日

【ハイライト動画あり】早稲田大学、帝京大学に逆転負け。春からの成長と課題が見られた菅平夏合宿練習試合

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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インゴールに飛び込むHO(フッカー)佐藤健次(スポ2=桐蔭学園)

強い日差しが照りつける中、早稲田大学は菅平サニアパークで帝京大学戦に挑んだ。試合開始早々から勢いに乗った早大は、立て続けに3トライを決めリードを奪う。

その後は帝京大に3トライを返されてしまい、同点で試合を折り返した。後半も先に得点したのは早大であったが、すぐに追いつかれ、試合は拮抗する。試合終了間際、帝京大に逆転トライを許し28-35。惜しくも敗れ、帝京大へのリベンジは秋へと持ち越された。

開始直後から試合は動いた。22m内からの脱出を図った帝京大のキックをLO(ロック)池本大喜(文構3=東京・早実)がチャージ。相手インゴールに転がった楕円球を池本がそのまま抑え、先制に成功する。

その後も敵陣でのマイボールスクラムからBK(バックス)で展開。大外でパスを受けたWTB(ウィング)槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)が相手の守備網を抜け、サポートに入ったSH(スクラムハーフ)宮尾昌典(スポ2=京都成章)がインゴールを駆け抜けた。

さらに前半14分、左隅でのラインアウトモールからフッカー佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がボールを持ち出しグラウンディング。序盤に流れをつかんだ早大は3トライを挙げ、一気に点差を広げた。だが、中盤以降に早大は得点を挙げられず、ここから帝京大の反撃を受け、21-21の同点で試合を折り返した。

後半、早大は帝京大のオフサイドなどから度々チャンスを迎える。しかしミスが重なり、なかなか好機を生かしきることができずにいた。11分、敵陣22メm付近へのキックを相手がノックオン。ここでのスクラムを起点として、NO8(ナンバーエイト)相良昌彦主将(社4=東京・早実)が激しく身体を当て、徐々にゴールラインへと前進する。

相手を振り切りインゴールへ向かうCTB松下

その直後にできたラックから、宮尾がCTB(センター)松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)へとパス。松下が持ち前のフィジカルでディフェンスを次々に突破し、インゴールへ飛び込んだ。7点を追加し再び早大リードの展開に。

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