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長野・菅平高原で行われる大学トップ校同士による、夏恒例の練習試合。
8月21日(日)は、サニアパーク菅平のメイングラウンドで、昨季準優勝の明治大学と、同ベスト16だった天理大学が激突した。
天理大は7-55で敗戦した16日(火)の帝京大学A戦から、SH北條拓郎、SO福本優斗の3年生ハーフ団などは据え置き、先発15人中8人を変更した。
新たに先発入りした8人は、PR宮田悠暉(3年)、PR松野楓舞(2年)、LO韮沢陽斗(4年)、FL渡邉完徒(2年)、NO8関口大輔(2年)、WTB津野来真(4年)、CTB堀田恒司(4年)、そしてFBマナセハビリ(3年)だ。
有観客で行われたビッグカードで、序盤はお互いにセットプレーで反則があり、エリアを一進一退。
ラインアウトは両軍にノットストレートがあった。
ノットストレートに関しては昨季リーグワンで厳密な基準が示されたが、今季の大学グレードでも同水準が求められそうだ。
ゲームは次第に「攻める明大、守る天理大」の構図に。
明大は副将のCTB齊藤誉哉(4年)がランで攪乱して再三ゲイン。しかし天理大もFW陣をはじめ、SO福本らBK陣も的確なタックルでミスを誘った。
開始20分が経ってもエリア中盤で激しい攻防。ハイレベルな拮抗が続いていたが、同23分にスコアが動いた。
スローイングを得意とする明大のHO松下潤一郎(3年)が、前半22分のラインアウトで好スロー。
振り戻しのアタックからSO伊藤耕太郎(3年)がこの日初めてランを選択して突破。フォローしていたHO松下みずから、左中間に先制トライを決めた。
しかし天理大のDFのコネクトは大きく乱れず、激しさは衰えなかった。
明大は高精度のブレイクダウンワークでテンポを刻むが、天理大はPR宮田(3年)のターンオーバーなど、見事なファイトで得点を許さない。
すると明大は前半終了前にスクラムでの反則から後退。
天理大のアタックを受けると2度の反則(オフサイド、ノット・ロール・アウェイ)を重ねて自陣ゴール前へ。
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