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ラグビー コラム 2022年4月15日

激闘続く4位争い。6位トヨタヴェルブリッツが、必勝態勢でレッドハリケーンズ大阪と対戦

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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トヨタヴェルブリッツスターティングメンバー

トヨタVは、前節、4位の座を争うBL東京に31-53で敗れた。しかし、突き放されたのは終盤で、後半24分、WTB高橋汰地のトライで31-32と1点差に迫るなど互角の勝負を繰り広げた。今節はその試合から先発で6名の変更がある。前節、試合直前に欠場が決まったLOパトリック・トゥイプロトゥが先発復帰。身長2mのLOマイケル・アライダイスとLOコンビを組む。FWの主軸となってきたFLピーター・ステフ・デュトイは欠場し、代わって吉田杏が6番を背負う。ブレイクダウンの仕事人、FL古川聖人は引き続き先発だ。SOは前節のティアン・ファルコンに代わって、ライオネル・クロニエが先発し、元日本代表CTBマレ・サウは第5節以来のメンバー入りとなる。

勝ち点を積み上げたいトヨタVとしては、3トライ差以上つけるボーナス点を獲得しながら勝利したい。両チームは1月22日の第3節で対戦するはずだったが、コロナウィルス感染症の影響で中止になっており今季初対決だ。昨季までの対戦成績はトヨタVが3連勝中。いずれの試合も30得点以上を記録している。プレーのスタッツでいえば、トヨタVは、ラインアウトのスチールが今季リーグ最多の31回を記録(22%)。実は、RH大阪もスチール率が20%と高く、ラインアウトのボール争奪戦は見どころのひとつだ。

また、トヨタVの姫野和樹は、静岡ブルーレヴズクワッガ・スミスと並んでジャッカル数が10回でリーグ最多だ。RH大阪にとっては脅威だろう。どのチームもシーズンが深まるにつれて、組織プレーの精度が上がり、ディフェンスも堅くなっている。この試合も、緊迫感ある攻防が続く、見どころの多い展開になるだろう。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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