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ラグビー コラム 2021年11月15日

【ハイライト動画あり】日本代表、薄氷の勝利。ポルトガルとの歴史的初テストは「タイト」に

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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中野将伍選手

まさに薄氷の勝利だった。

大敗したアイルランド戦から先発10人を変えた世界ランキング10位の日本代表が、現地時間11月13日(土)、今秋の欧州ツアー2戦目として、同19位のポルトガル代表と初のテストマッチを行った。

「ここ最近の試合のポルトガルを見ましたが、良い試合をしていました。良い準備しないと結果がでないと思っていました」(CTB中村亮土ゲーム主将)

「プライドを持って戦ってくるし、もともとタイトな試合になると予想していました」(FLリーチマイケル)

タイトになる要素は多かった。

まずポルトガルが好調だった。W杯出場は2007年フランス大会の1度きりだが、2021年の「ヨーロピアン・ネーションズ・カップ」は強豪ジョージア代表に次いで大会2位。直近ではカナダ代表にも20-17で逆転勝利していた。

プロアマ混成ながら先発15人は主力。約半数がフランスリーグで経験を積んでいる。会場はホーム。格上相手にチャレンジできるマインドも有利だった。

かたや日本は代表初先発のCTB中野将伍などチャレンジングな陣容。2021年は好勝負がありつつもテストマッチは4戦全敗で、大敗したアイルランド戦からの立て直しの段階。舞台はアウェーのポルトガル(コインブラ)――。

ただ最終盤までリードがわずか6点(25-31)で、逆転負けの可能性もあったほど苦戦すると予想していただろうか。

苦戦の大きな理由は、ポルトガルの約2倍あった15回のペナルティと、2枚のイエローカード。再獲得したかったコンテストキック(競り合いを目的としたキック)もほとんどが相手の懐に入り、ポゼッションも伸びなかった。

ただ選手選考をするコーチ目線で言えば、タフなゲームになったことはマイナス面ばかりではないだろう。誰がW杯というタフな舞台で正確なプレーができるのか――。

先発を任されたSO松田力也は前半4分、防御裏への正確なショートキックで先制トライを演出した。キックを再獲得したCTB中野がFB山中亮平へと繋ぎ、WTBシオサイア・フィフィタが左隅に押さえた。

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