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ラグビー コラム 2021年7月4日

【ハイライト動画あり】南アフリカツアー初戦の「ライオンズ対決」に快勝。ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ライオンズとライオンズの対戦

4年に1度のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのツアーがいよいよ始まった。

7月3日(土)、南アフリカのヨハネスブルクで、「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」(B&Iライオンズ)と、ヨハネスブルクを本拠とする「ライオンズ」の「ライオンズ」同士の対戦が行われた。

B&Iライオンズにとっては、この試合が南アフリカ代表(スプリングボクス)とのテストマッチ3試合を含む、計8試合の南アフリカツアーの初戦となった。

3度目の指揮となったウォーレン・ガットランドHC(ヘッドコーチ)は、先週スコットランドで行われた日本代表戦から、WTB(ウィング)ジョシュ・アダムズ(ウェールズ)以外14人の先発を変更した。

ゲームキャプテンはスコットランド代表主将のFB(フルバック)スチュアート・ホッグが務め、イングランド代表主将のCTB(センター)オーウェン・ファレルら、6人のイングランド代表が先発。

また、20歳の最年少、WTB(ウィング)ルイス・リースザミット(ウェールズ)ら、出場メンバー23名のうち、8選手がB&Iライオンズでのデビュー戦となった。

一方、ホームのライオンズは、スプリングボクスで4キャップのベテランPR(プロップ)ルアン・ドゥレヤー、22歳のゲームキャプテンのNO8(ナンバーエイト)フランク・ホーン。

クボタでもプレー経験のあるCTBバーガー・オーデンダールなど、スプリングボクスや、7人制代表経験のあるWTBジャンバ・ウレンゴら若手とベテランを融合させたチームでB&Iライオンズに挑んだ。

エミレイツ・エアラインパーク(エリスパーク)は約6万人が収容できるが、南アフリカのコロナウィルス感染拡大のため残念ながら無観客となった。試合は現地時間の夜6:00にキックオクされた。

早々にチャンスを掴んだのは、やはり格上のB&Iライオンズだった。前半4分、テンポよくボールを展開し、CTBクリス・ハリス(スコットランド)が突破、再びボールを持ったハリスがチップキックで転がしたボールを、WTBリースザミットが拾い上げてトライ。CTBファレルのゴールも決まり、B&Iライオンズが7点を先制した。

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