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ラグビー コラム 2021年6月11日

元慶大主将の“町長”。高田晋作さんが明かす栄光の舞台裏、思い描く日本ラグビーの一歩先。

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ラグビー日本代表が手を振りながら歩いた800mは、日本にとって2019年RWCの最高のフィナーレになった。

冬晴れの丸の内仲通りは、まるで歓声に溢れたスタジアムだった。

ONETEAMパレード

「仲通り沿いのビルから観ていましたが、凄いことになったなと思いました。前日の夜から並んだ人もいて、黄色い声援が飛び交っていました。前年の日本のラグビー界だったらあり得ないような光景でした」

ONETEAMパレード

SH田中史朗の顔はパレードが始まる前から涙でぐしゃぐしゃ。2021年で現役を引退した福岡堅樹はこの日を振り返って「あの光景はすごく特別なもの」と語った。

「我々の力ではありませんが、弊社の街づくりと絡めてサポートできたことは、ひとつの集大成と言いますか――すごく良い光景が生まれたなと思いました」

2015年から4シーズンは慶大でコーチも務めていた。

今は慶大日吉グラウンドからは離れ、週末になると父親として、次男が通うラグビースクールへ足を運んでいる。

ラグビー経験は、いずれ社会で活きる。そんな確信があるから、我が子にも仲間と一緒に楕円球を追いかけてほしい。

「自分の強みを見つけて、それをチームのどこで活かすのか。それを見つけてほしいなと思って、ラグビースクールに入れています」

「社会に出ても『One for all, All for one』の意識で、一つの目標をチームでどう達成するのかが重要です。ラグビーは社会で重要になるチーム意識をすごく学べるスポーツだと思っています」

RWC日本大会の盛り上げに貢献した丸の内15丁目プロジェクトは、引き続き日本ラグビーと共に未来へ進む。高田さんは日本ラグビーの一歩先を思い描いている。

「日本のラグビーは2019年RWCで国民的認知を得られ、一段階上がったと思うんです。これからはさらに社会との接点を増やして、ラグビーの価値をさらに高められたらと思っています。『丸の内15丁目』では今後、ラグビーの力で社会を変えていくようなプロジェクトを具現化していきたいと思っています」

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