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ラグビー コラム 2021年6月11日

元慶大主将の“町長”。高田晋作さんが明かす栄光の舞台裏、思い描く日本ラグビーの一歩先。

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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大学日本一になった2000年の大学選手権決勝戦

メモリアル優勝を達成できた最大の要因を訊ねられると、高田さんは創部100周年へ向けてリクルート、指導体制などを整えた上田監督の存在を挙げた。

「やっぱり上田さんは凄い人だと思っています。プロデュース能力にとても長けていました。伝統あるクラブをガラッと変えたプロデューサーの存在が一番大きかったですね」

慶大を革新した名将のもと、かつて観客席にいた少年は旧国立のピッチで万雷の拍手を浴び、伝説の一部になった。

高田さんは慶大卒業後、NHKを経て三菱地所に入社した。

ビジネス界で活躍しながらも「ラグビー界に協力したいOBが多い」という元慶大ラガーらしく、高田さんもラグビーワールドカップ(RWC)日本大会のスポンサーとなった三菱地所で、日本ラグビー界のためのチャレンジを始めた。
街づくりという本業を通して、RWC日本大会を盛り上げ、また、東京・丸の内を舞台に人々の熱狂を生み出すことで丸の内エリアのブランディングに繋げ、会社事業にも貢献する。
その考えで仕掛けたのが、ラグビーの魅力を発信する場「丸の内15丁目PROJECT.」の立ち上げだった。このネーミングのミソは、「ラグビー」と名乗らなかったことだ。「ラグビーと入れてしまうとラグビーファン以外は入って来づらくなる。にわかファンも巻き込んでいくため考えた施策でした。」

「弊社は『街』という場を作っている会社で、いろんな人を巻き込める可能性があると思っていました。スポーツへの全社的な取り組みは初めてで大変なこともありましたが、実績作りや説明を重ねながら、たくさんの方々のおかげで丸の内15丁目プロジェクトが立ち上がりました」

当時認知度の低かったRWC日本大会を盛り上げようと、丸の内15丁目は斬新な切り口の企画を仕掛けた。

2015年RWC南アフリカ戦のラスト4分間を240枚のポスターで表現した作品等を展示した「ラグビーアート展」。

ラグビー短編映画「BY THE RUGBY」の製作。

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