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NTTドコモ初の8強入りに貢献したSHペレナラ
4月24日(土)25日(日)、トップリーグは全国各地で、負けたら終わりのプレーオフトーナメント2回戦8試合が行われた。カンファレンス下位のチームで勝利したのはキヤノンイーグルスのみで、他の7試合はカンファレンス上位チームが勝利し、8チームが準々決勝に進出した。
25日(日)には4試合が行われた。パロマ瑞穂ラグビー場ではHonda HEAT(レッドカンファレンス6位)と、今季、台風の目となっているNTTドコモレッドハリケーンズ(ホワイトカンファレンス3位)が対戦した。
スクラムで優勢だったHondaが、PG(ペナルティゴール)で先制したが、徐々にNTTドコモペースとなり、26分、FWで近場を攻めた後、左に展開しWTBマカゾレ・マピンピ、39分にはLO(ロック)ローレンス・エラスマスがトライを挙げて14-3で折り返す。
後半、相手にイエローカードが出て、数的有利となったNTTドコモは、17分にSHのTJ・ペレナラがトライを挙げて21-3と突き放す。
15人に戻ったHondaは積極的に自陣からアタックを仕掛け、23分には個人技でWTB生方信孝、27分にはLOフランコ・モスタートがトライを挙げ、13-21と追い上げたが、そのままノーサイド。NTTドコモが初めてベスト8に入り、チームの歴史を塗り替えた。
江戸川陸上競技場では、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス(レッド4位)とキヤノンイーグルス(ホワイト5位)が激突した。
試合は前半から拮抗した状態となり、キャノンの1点リードで迎えた23分、キヤノンはWTBのSP・マレー、さらにロスタイムにCTBジェシー・クリエルと2本のトライを挙げ、19-6とリードを広げて前半を折り返す。
後半もキヤノンは序盤に相手にトライを許したが、NO8アマナキ・レレイ・マフィの突破からチャンスを作り、最後はFLエドワード・カークがトライ。さらに2トライを加えたキヤノンが、43-13で快勝し、準々決勝に進んだ。
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