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土壇場で試合をひっくり返した神戸製鋼コベルコスティーラーズの集中力と底力は見事だった。そしてその上で、この試合でより鮮烈なインパクトを残したのはNTTドコモレッドハリケーンズだった。気迫みなぎるその攻守は、80分間を通して際立っていた。
アタックもディフェンスも常にアグレッシブ。攻め込まれても最後まで戻って懸命に食らいつき、体を当てる局面では貪欲に一歩でも前に出る。NTTドコモはキックオフ直後から自分たちのすべきことを緩みなく遂行した。
開始1分、NTTドコモが激しいタックルで相手の反則を誘い、SO川向瑛のPGで先制。神戸製鋼も9分に敵陣ゴール前でのペナルティからSOヘイデン・パーカーのキックパスに反応したWTBアンダーソンフレイザーがトライを挙げるが、13分、NTTドコモはSHのTJ・ペレナラがスクラムサイドを突破して右中間に飛び込み、逆転に成功する。
ベン・スミス(神戸製鋼)
圧巻だったのは20分以降のディフェンスの場面だ。21分と24分にCTBベン・スミス、28分にはLOブロディ・レタリックと神戸製鋼が3度インゴールにボールを持ち込むも、NTTドコモは驚異的な粘りでグラウンディングを許さずトライを阻止。30分にスクラムのコラプシングで神戸製鋼がようやくペナルティトライを奪取したものの、戦う姿勢を前面に押し出して簡単には得点を与えなかったNTTドコモの奮闘が、試合の流れを決定づけた。
さらに勢いに乗るNTTドコモは34分、テンポよくボールを動かして神戸ディフェンスを揺さぶり、SO川向の防御裏への絶妙なキックをWTBマピンピが鮮やかな加速でインゴールに押さえる。これで13-14。まさに一進一退の展開でハーフタイムを迎えた。
後半に入っても緊迫した攻防は続く。わずかでも集中力を切らせばたたみかけられるような緊張感の中、スコアが動いたのは19分だった。交代出場のNTTドコモSOマーティ・バンクスが50メートル近いロングPGを決め、16-14と逆転。そしてここから、ゲームはクライマックスに向け目まぐるしく展開していく。
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