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「ガットランド・エフェクト」は続く?ニュージーランドの強豪同士が激突するスーパーラグビー第7節「チーフス×ハリケーンズ」
ラグビーレポート by 多羅 正崇 3約1か月前、チーフスが金星を上げると、SNS上に「ガットランド・エフェクト(Gatland effect)」の文字が踊った。
2月8日のスーパーラグビー第2節、ニュージーランド(NZ)北島ハミルトンを本拠地とするチーフスは、NZ南島からやってきた3連覇王者クルセイダーズを25-15で破った。
王者撃破の快挙を受けて、英誌「ラグビーワールド」に寄稿する著名コラムニストのポール・ウィリアムス氏は、自身の4万人のTwitterフォロワーへ向けて「ガットランド効果はすぐ現れた」と投稿した。
2020年シーズン、チーフスは地元ハミルトン出身のウォーレン・ガットランドを新指揮官に迎えた。
‘07年からウェールズ代表の指揮官を12年間務め、欧州6か国対抗「シックス・ネーションズ」で4度の優勝、同国初の世界ランキング1位など数々の金字塔を打ち立て、’19年W杯では4位の好成績を収めた。
そんなNZ出身の世界的名将はW杯後、コリン・クーパーHCの後任として出身地のハミルトンに帰還。
4年契約の初年度をスタートさせ、そして開幕2戦目で4連覇を狙う王者を破ったのだった。
フランスリーグで3シーズンを過ごし、今季古巣に復帰したSOアーロン・クルーデンは、ガットランドHCについて地元記者にこう語っている。
「彼はゲームプランを遂行する能力、経験を持っています。しかし同時にプランA、B、Cの選択肢についても考えている」
クルーデンは特に、新HCのディフェンスのラインスピードに関する知識が、チームに変化をもたらしたと分析している。
名将のもとで変化を始めたチーフスは、第2節後も東京・秩父宮ラグビー場でサンウルブズに快勝するなど、ここまで4勝1敗と好調をキープ。
第6節終了時点で、NZカンファレンスの首位に立っている。
第7節で迎え撃つ相手は、同じNZ勢のハリケーンズ。チーフスのガットランドHCは「厳しい戦いになる」と語った。
「ニュージーランド・ダービーは厳しい戦いになる。ハリケーンズは先週末の敗戦で傷ついており、カムバックするために必死で向かってくるはずだ」
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