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ラグビー コラム 2019年11月20日

ラグビーワールドカップが帝京大学ラガーマンにもたらしたもの

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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11月2日に南アフリカが優勝して幕を閉じたラグビーワールドカップ日本大会。開催国として臨んだ日本代表は史上初の8強入りを果たすなど、日本中にラグビー人気をもたらした。

帝京大学からは「ジャッカル」で人気を博したNO8(ナンバーエイト)姫野和樹(トヨタ)や、チームの司令塔として活躍したSH(スクラムハーフ)流大(サントリー)。

ディフェンスで身体を張り続けたCTB(センター)中村亮土(サントリー)、途中交代ながらも存在感を発揮したSO(スタンドオフ)松田力也(パナソニック)ら、7のOBがメンバーに選ばれた。

日本を背負って戦った日本代表の活躍を見て、大学選手権優勝を目指す帝京大の選手は何を感じ、何をおもったのか。木村朋也(3年=伏見工)はこう語った。

「福岡堅樹選手や松島幸太朗選手は、日本人のWTB(ウイング)としては本当にすごい選手だと思っていて、とてもあこがれます」。

「南アフリカのチェスリン・コルビ選手は小さいながらにすごいスピードを持っているし、決勝戦でもトライをとっていました。そういうのを見ていると自分もまねたい。そしてまねて自分のものにしていきたい」。

木村自身も10月13日、横浜国際総合競技場で行われた日本vs.スコットランド戦を現地で観戦したといい、「会場の雰囲気などがすごかった。自分もあのピッチに立ちたいと強く思わされた試合でした」と気持ちを高ぶらせた。

木村の伏見工業高校(現・京都工学院)の先輩でもある松田や、SH田中史朗(キヤノン)についても「松田選手が教育実習で伏見工に来ていた時にバックスリー(WTB、FBの総称)の動き方などを教えてもらった」。

「田中選手は夏合宿に来ていただいた。気持ちの持ちようなどを教えてもらった」。

PR(プロップ)の細木康太郎(2年=桐蔭学園)はこう語った。「日本代表の試合は全部楽しみに観ていました。戦術などそういうこと抜きにして楽しんでみていました」と4年に1度の祭典を楽しんでいた。

写真:ワールドカップではスクラムに熱狂した北(右から2人目)

PR北隼人(4年=筑紫)は「テレビで観戦しました。個人的に一番燃えたシーンは決勝(南アフリカvs.イングランド)でのスクラムです」。

「南アフリカのパワーを使ったスクラム。非常に参考になったのもそうですし、フロントローとしてこんなに(スクラムで)押せるんだな。すごかったです」と感慨深げだった。

日本代表がスクラムでティア1の国からペナルティーを奪ったこともあげ、「あの場面でもジャパンが本気でスクラムを組んでいたの見て、自分もやるぞという気持ちになった。フロントローとしてとても勇気をもらえるシーンでした」と感動していた。

日本代表の活躍を見て勇気をもらった帝京大ラグビー部。日本代表が列島にもたらした熱狂を次は帝京大ラガーマンがつないでいく番だ。

文/写真:太田和樹(帝京スポーツ新聞部)

◆関東大学対抗戦 帝京大学 試合日程
・11月24日(日)午後02:00 明治大学 vs. 帝京大学 秩父宮
・11月30日(土)午前11:30 帝京大学 vs. 慶應義塾大学 秩父宮

代替画像

帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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