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ラグビー コラム 2019年7月25日

ラグビーを愛するトップビジネスマンに聞く~AIGジャパン・ホールディングス ロバート・ノディン社長~

ラグビーのすゝめ by 村上 晃一
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ロバート・ノディン

保険会社の責務はオールブラックスの魅力そのもの

──なぜ、AIGはオールブラックスをサポートしているのですか。

「ニュージーランド・ラグビー協会はラグビーを世界に普及させることを熱心に考えていました。オールブラックスとともにラグビーを広めていけるグローバルブランドを探していたのです。一方、私たちAIGは独自性のあるフランチャイズを求めていました。オールブラックスはあらゆるプロフェッショナルスポーツのなかでも特別な存在です。ヨーロッパ、南太平洋など多様なバックグラウンドを持つ選手たちの集まりで、その活躍ぶりはとてもユニーク。経験豊富で、優れたスキルを持ち、それを一つにまとめて強いチームとなっているオールブラックスは、我々としてもぜひとも連携したいチームでした。
保険業は、何かを作り出すわけではありません。その代わりに約束をかわします。もし、あなたに万が一のことが起こったときにはわれわれが寄り添って助けますよ、というビジネスです。お客様の要望は、万が一のことが起きたときの適切な対応。正直に迅速に対応し、保険会社としての責務を果たすことが求められています。それはまさにオールブラックスの魅力そのものなのです」

──日本で撮影されたスペシャルムービー「タックル・ザ・リスク」は、とても面白かったです。

「これまで、世界で1.7億回再生されています。昨年撮影したものは多様性を表現するために女子選手も出てくれました。そして、7月18日リリースの第3弾では、キアラン・リード、ジョーディー・バレット、アーディ・サヴェアらが昨年秋のヨーロッパ帰りに立ち寄ってくれて撮影しました」

──ラグビーを初めて見たのはいつですか。

「私が初めてラグビー観戦をしたのは、29年前の香港セブンズ(国際7人制ラグビー大会)です。その時、私は日本に住んでいて、イギリス人の上司と彼の友人に香港に行かないかと誘われたのです。とても魅力的でエキサイティングな大会でした。その後、フィリピンのマニラに赴任したのですが、その年がラグビーワールドカップ(RWC)イヤーで、イギリス人、オーストラリア人の上司とランチタイムにパブで観戦しました。私はラグビーのルールには詳しくなったのですが興奮しました。そのときオールブラックスことも知り、魅了されました。以降14年間、マニラ、バンコク、香港とアジア諸国を移り住みましたが、どこへ行ってもラグビーは人気があり、テレビの放送もありました。
その後日本に戻ったのですが、アメリカ人の上司はラグビーを一度も見たことがないというので、日本と香港の試合に無理やり連れて行きました。すると、彼もラグビーに魅了されたのです。香港セブンズにも連れていき、その活気に満ちた雰囲気を体感してもらいました。その約4週間後、我々のアメリカ本社のCEOが、私の上司に連絡をしてきて『ニュージーランド代表オールブラックスへのスポンサーシップの話を持ちかけているのだが、どう思う?』と意見を聞いたのです。彼は、すでにラグビーに魅せられていましたから、ぜひやりましょうと言いました。こうして、オールブラックスとの縁ができたというわけです」

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