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ラグビー コラム 2019年4月3日

8強決定!熱戦が続く全国高校選抜ラグビー大会。大会4日目の試合レポート

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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桐蔭学園vs.大分東明

“平成最後のセンバツ王者”を決める第20回高校選抜ラグビー大会は、4月2日(火)、埼玉・熊谷スポーツ文化公園で、大会4日目を迎え、予選リーグ最終戦の16試合が行われた。

予選は参加32校が8組に分かれての総当たり戦。大会3日目には4校が8強トーナメント進出を決めた。

「当該チーム同士の対戦成績」により予選を通過したのは、関西学院(Aグループ)、東福岡(Bグループ)、御所実業(Cグループ)、春日丘(Gグループ)だ。

そして大会4日目、残る4つ椅子をかけた全勝対決も4試合が行われた。

ただ決勝トーナメントばかりがセンバツではないだろう。

参加校にとってセンバツの意義のひとつは、全国強豪と対戦できること。多くの指揮官が異口同音に、春時点で全国トップレベルと戦えることは大きい、と口にした。惨敗した悔しさも糧になるはずだ。

チーム・選手にとっては、予選の1試合1試合に大きな意味がある。大会4日目にも、そんな目の前の1勝に懸ける熱いドラマがあった。

各校がそれぞれの目標をもって臨んだ予選リーグ最終日は、公園内の3会場(Bグラウンド、Cグラウンド、補助陸上競技場)で、快晴のもと行われた。

それでは大会4日目の16試合を見てみよう。キックオフ時間は、第1試合から①9時30分、②10時45分、③12時、④13時15分、⑤14時30分、⑥15時45分だ。

【Bグラウンド】
第1試合(Cグループ)
(5T3G)御所実業○31-7●名古屋(1T1G)
第2試合(Dグループ)
(6T5G)東海大大阪仰星○40-21●日本航空石川(3T3G)
第3試合(Dグループ)
(13T)長崎北陽台○111-0●太田
第4試合(Eグループ)
(7T4G)桐蔭学園○43-14●大分東明(2T2G)
第5試合(Eグループ)
(8T6G)尾道○52-5●黒沢尻工(1T)

近畿の第5代表決定戦を勝ち上がった奈良・御所実業(近畿5位)は、東海2位の名古屋に勝利して3連勝。名古屋は3敗となった。近畿2位の東海大大阪仰星は21-0で前半リード。日本航空石川に後半3トライで猛追されたが競り勝った。

少数精鋭の長崎北陽台は惜敗が続いていたが、第3試合で111得点の大勝。第5試合では中国2位の尾道が、52-5で黒沢尻工に快勝し、大会初勝利を挙げた。

桐蔭学園vs.大分東明

そして第4試合は全勝対決となった「桐蔭学園×大分東明」。

推薦枠の大分東明は、初出場ながら大会2連勝。センバツ3連覇を狙う“東の横綱”桐蔭学園に挑戦した。

先制点は風上の大分東明。敵陣右スクラムからのサインプレーでWTB立山諒(3年)がトライ。

しかし桐蔭学園は完成度の高いブレイクダウンワークで連続攻撃。

身長186センチLO青木恵斗(2年)が連続トライを挙げるなどして主導権を握り、後半28分までに計7トライ。2連覇王者の力を見せた。

最後はボールを蹴り出してノーサイド、となるはずだったが、後半33分(ランニングタイム)、ノーサイドを狙ったと思われるキックが強風に煽られてタッチに出ず。

ここからボールを再獲得した大分東明は、後半37分に機動力に長けたHO富田大智(3年)が意地のトライ。王者相手に2トライを挙げ、最終スコアは14-43。

全勝対決を制した桐蔭学園は8強入りを決めた。

大分東明の白田誠明監督は、大会2勝を挙げたセンバツを振り返り「こうした全国トップレベルのチームにチャレンジできる、自分たちのオリジナリティを身につけて勝負をしたいです」と再スタートを誓った。

桐蔭学園vs.大分東明

【Cグラウンド】
第1試合(Hグループ)
(8T6G)天理○52-7●流経大柏(1T1G)
第2試合(Hグループ)
(5T3G)大分舞鶴○31-5●北越(1T)
第3試合(Fグループ)
(13T10G)京都成章○85-0●早稲田実
第4試合(Fグループ)
(2T2G)高知中央●14-21○秋田工業(3T3G)
第5試合(Gグループ)
(2T1G)中部大春日丘●12-38○高鍋(5T5G1PG)
第6試合(Gグループ)
(1T)金光藤蔭●5-40○本郷(6T5G)

Cグラウンド第2試合は、大分舞鶴が新潟・北越を下して大会1勝。北越は3敗目を喫した。京都成章は早稲田実との全勝対決で圧巻の13トライ。85得点完封を披露した。

第4試合はともに2敗同士の対決。秋田工業が高知中央を下して大会1勝を手にした。8強進出を決めている中部大春日丘は先発メンバーを大幅に変え、ここで花園常連の宮﨑・高鍋が38-12で意地を見せ、大会初勝利を挙げた。

第6試合は金光藤蔭×本郷。前半は好勝負に持ち込んだ選抜初出場の金光藤蔭だが、本郷の大型FWに押し込まれて後半寄り切られた。

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