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ラグビー コラム 2018年5月12日

慶應義塾を圧倒した大東文化、王者・帝京と激突。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by スポーツ大東編集部
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昨季は強力なスクラムと堅固なディフェンスで相手を圧倒した大東文化大学は、今季新たにボールをつないで前へ出るラグビースタイルの確立を目指す。

4月28日に行われた第7回関東大学春季大会Aグループ、慶應義塾大学との一戦。大東文化は前後半で11トライを挙げ、63-12と敵地で慶応義塾を圧倒し、初戦を制した。

昨季の大東文化のスタイルは主に、強力なスクラムや自陣からのキックで敵陣へ侵入し、NO8(ナンバーエイト)アマト・ファカタヴァ(外英4=ティマルボーイズ高)や、HO(フッカー)平田快笙主将(環境4=大東大一)などといったペネトレーターにボールを集めトライを狙う、というものだった。

しかし新チームの初陣となった今回の慶応義塾戦は、FW(フォワード)よりも、BK(バックス)個人の能力が存分に発揮された試合だった。それを象徴するものとして、まず前半17分のWTB(ウィング)土橋永卓(環境4=秋田中央)のトライが挙げられる。

力強い走りを見せた土橋

自陣で慶應義塾がミスしたボールをSH(スクラムハーフ)南昂伸(社経2=御所実業)が拾い土橋へパスを放ると、土橋は170cmと小柄ながらも強靭なヒットで相手を一人一人弾き飛ばしラインブレイク。なんとそのまま敵陣まで走り切り、約90mの独走トライを決めた。

もう一つは後半2分。トライゲッターは、本来WTBを務めるもこの試合ではCTB(センター)として出場したシオペ・ロロ・タヴォ(外英2=ウェズリーカレッジ)だ。

「WTBだとボールを持つ機会が少ないし、本人がもっとボールを持ちたがっていた」(青柳勝彦監督)ということでCTBに起用されたシオペ。

土橋と同じく自陣でパスを受けると、ぐんぐんとスピードを上げあっという間に敵陣へと侵入。タックルに来た相手2人を難なくかわし、トライゾーン右側へ飛び込んだ。

そのほかにも、ペナルティからのクイックや、FWとのループプレーで仲間のトライを演出した南や、1年生唯一のメンバー入りながらも持ち前のスピードを活かし2トライを挙げたWTB朝倉健裕(スポ科1=御所実業)も、この試合で活躍を見せた。

BKの活躍が目立ったからといって、FWの存在感が薄れたわけではない。平田主将が負傷中ということで、代わりにフッカーのポジションに入った柴冴亮(現経4=深谷)は、スクラムで両脇のPR(プロップ)とともに慶應義塾FWを押し込みペナルティを誘った。

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