人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2024年1月10日

太田格之進、SF初優勝での涙に込められた“10年ぶりの想い”

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
  • Line

そう語る太田。実はシーズンの最初に吉田エンジニアと「10年ぶりに勝てたら面白いよね」という話をしていたという。

「吉田さんは普段から『勝とうぜ!』という意気込みを表に出す人ではないですけど、工場に行くとクルマを調整する緻密さというかプロフェッショナルな部分を、普段からすごく感じていました。(勝ちたい想いを)表には出さないけど、裏ではしっかりとやっているんだなというのを感じられました」

初優勝のチェッカーフラッグを受けたあと、中継映像では涙ながらに感謝を伝える太田の声が印象に残っているファンも多いだろう。

実は、公式アプリ『SFgo』で公開されている交信内容の続きを聞くと、その後に太田は「吉田さん!おめでとう!」と叫んでいた。それに対し吉田エンジニアも「ありがとう!」と答えていたのだが……そのやり取りの裏には、このようなストーリーがあったのだ。

そして、太田には感謝の気持ちを伝えたい人が、もう1人いる。2023年のSUPER GTではチームメイトであり、スーパーフォーミュラではTCS NAKAJIMA RACINGの監督を務める伊沢拓也だ。

「GTでチームメイトとなる前は、伊沢さんと喋ったことがほとんどなかったんです。どちらかというとクールな人という印象だったので、2023シーズンにコンビを組むことが決まったときは『上手くやっていけるのかな?』と、正直不安もありました」

「でも、(伊沢さんは)本当にいろんなことを教えてくれました。もちろん(SFではチームが違うので)勝負に直接関わるようなコアなところは、お互いに濁して話していましたけど、ダンディライアンというチームのことや、吉田さんとどうやっていくと良いかというところをたくさん教えてくれました。それによって、僕も吉田さんとのチームワークみたいな部分も深められて、シーズンを進めることができたと思います」

スーパーフォーミュラ最終戦の翌週に行われたSUPER GTの最終戦では、レース終盤にGT300車両と接触しリタイアとなってしまった太田。その後の取材やSNSでも「最後にチェッカーまでクルマを運ぶことができず申し訳なかったです」とコメントしていた。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ