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モーター スポーツ コラム 2023年5月1日

松田次生選手(No.23 MOTUL AUTECH Z)「いろいろやってきた努力が運として報われた」 | 2023 SUPER GT 第1戦 岡山

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──予選では、「松田選手がQ1担当」というのが今や周知の事実。しかしながら今回は、相棒のロニー・クインタレッリ選手が担当しました。その理由を教えてください。

松田:土曜日の朝、(公式練習の)走りはじめはそんなに雨も降ってなかったんですが、走るたびに雨が強くなってきて。交代したかったのですが、結局大雨になって赤旗となり、結局フリー走行(公式練習)はまったく1周もできないという状況になってしまいました。Q1 に関して言うと、もうここ数年ものすごく激戦なんですよ。正直、Q2よりもQ1の方が大変という感じなんです。今回(公式練習で)ロニー(クインタレッリ)選手が先にウェット(コンディション)で走り込んでいたので、Q1も行ってもらおうとチームが判断し、Q2を僕が担当しました。

──予選は、通常10分のセッションは、天候状況を鑑みて15分に延びました。この“5分延長”は、有効でしたか?

松田:タイヤのウォームアップもそうですが、僕はフリー走行で走れてなかったんで、Q2の序盤ではとにかくクルマに慣れるというか、タイヤと路面がちゃんとマッチしてるか確認し、あとはタイヤの温めに集中できました。もし時間が短いと、タイヤの温めも結構急いでやらなきゃいけないので、5分延びたのは助けになりました。味方してくれたという感じでしたね。

──予選では不安定なコンディションにも関わらず、 ひとりだけ(2番手に1.175秒差をつける)異次元の速さで走っていたように映りました。自身はどのような手応えだったんでしょうか。

松田:(Q1担当の)ロニー選手からタイヤの温め方とかクルマの状況を聞いていました。とにかくタイム出すために、まずウォームアップでクルマのフィーリングを見て、うまくタイヤを温めて、少しずつペースを上げていくことができたので、結果、いい形で“ビッグタイム”に繋がったのかなという感じですね。正直、チームメイトというか3号車(Niterra MOTUL Z)の高星(明誠)選手も速いので、ミシュラン(タイヤを装着する者)同士の戦いになって、そこにBS(ブリヂストン)勢とダンロップ勢、またヨコハマ勢も含めてどう絡んでくるか、ものすごく不安ではあったんですが、しっかり走りに集中できたのが僕にとっては大きかった。まあ“ゾーンに入れた”っていうこともあって……僕も1分27秒(1分27秒860)も出ると思わなかったのでびっくりしました。幸い、雨が降ってこなかったのは、僕たちにとってタイヤにもいい方向に行ってくれたので、そこも走っていて安心というか、走りに集中できた部分かもしれないですね。

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