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堤優威選手(No.2 muta Racing GR86 GT)「僕が失敗しなきゃ勝てる状況だったので、うれしさよりも安心の気持ちが勝さった」
SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子──レース直前のウォームアップでは4番手のタイムをマーク。決勝に向けてかなりいい手応えがありましたね。
堤:ウォームアップもそうですが、前日の練習走行でも比較的チームにとってというかクルマにとって厳しい状況……つまり、ガソリンを結構多く積んだ状況の中でも非常にいい動きはしていたので、決勝のペースに関しては、すごく自信がありましたね。
No.2 muta Racing GR86 GT
──序盤に雨が降りはじめ、加藤選手は14周目終わりでピットイン。ウェットタイヤへ交換し、さらに給油も行なってコースに復帰しました。スリックタイヤでステイアウトする他チームもいる中、着実にポジションを上げる加藤選手をどんな気持ちで見ていましたか?
堤:当初の予定だと、セーフティカー等も考慮して一番早くドライバーチェンジをできるミニマム(の周回数)で(ピットに)入り、僕に代わる戦略だったんですが、ドライバー交代ができない時間に雨が降ってきて。結局、ピットインしてレインタイヤに替えたのですが、僕らが選んだタイヤがたまたますごくコンディションにマッチしたんです。僕はいつでも走れるように23周目からずっと準備はしていたんですけど、加藤選手のペースがすごく良くて。気持ちとしてはうれしいんですけど、(ピットで)待ってる自分としてはどんどんプレッシャーがかかってくるような状況で(苦笑)。すごい変な気持ちになっちゃいました。
──ペースもよく、タイヤもいい状態だったので、結果的に(ピットインのタイミングを)伸ばせるところまで伸ばして交代しようという戦略に変わったわけですね。
堤:もしかしたらまた雨が降るかもしれないし、乾くかもしれないし……。結果的には乾いたんですけど、ぎりぎりスリックで(コースに)出ても危なくないぐらいまで(ピットインを)引っ張れたことが、非常に大きな勝因だと思います。もし、最初のピットイン時に給油をせずに行ってしまってたら、もっと早くに(ピットに)入らなきゃいけなかったし、そうなると結構まだ雨が降ってたりしたので、スリックタイヤで行く気持ちや作戦にはならなかった。本当にタイヤとチーム戦略が組み合わさったおかげです。うまく運良くいけたのかなと思います。
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