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モーター スポーツ コラム 2022年8月21日

片岡龍也選手(No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG) 「タイヤを新品にして戻すよ」っていうことだけだった

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──なるほど。ところでリモートでミーティングに参加されストラテジストというのは?

片岡:チームはHWA(※1)のカスタマーサポートを受けてるんですけど、前回の鈴鹿の時には来日してもらいました。リモートでやると時差があるので、向こう(ドイツ)で待ってる方は、いつも眠い目をこすりながら対応してもらってるんです。現場は現場で河野(高男チーフエンジニア)さんがいろいろ考えますけど、常にリアルタイムでデータを確認してもらって、さらに専門的な知識から、もっとこうした方がいいんじゃないかっていうアドバイスを(HWAから)もらうんです。我々は、(BoPの問題等)ちょっと不平不満を漏らしながら不利だ不利だと言ってるところはあるんですけど、とはいえ、自分たちができることは最大に努力して、少しでもその差を埋めようっていう取り組みはずっとしています。そういう意味で言うと、今回の富士は(優勝できる)チャンスだったというか、もともと富士のBoPは、我々にとって結構戦えるという印象を持っていたので、今回の富士には期待していたし、実際に予想外の路気温もあり……。周りが苦戦してくれたこともあったのか、チャンスが来ていましたから。多分、リモートでドイツから見守ってる人も含め、(優勝がなくなり)かなり気持ちの落差があったかなと思いますね(苦笑)。

※1:HWA(ハンス・ヴェルナーアウフレヒトの略)で、メルセデスAMGのレース部門が独立したもの。Mercedes AMGのカスタマーサポートを担っており、チームは2020年からエンジニアリングサポートを受けている。

──“富士スペシャル”というべき最高のチャンスだったので、見ていたファンの皆さんもすごく残念な気持ちはあったと思います。一方で次回の鈴鹿でも改進撃を!と周りから期待されているのではないですか。

片岡:先ほど富士にはチャンスがあると言った反面、鈴鹿は正直その見積もりっていうと苦しい戦いかなとは思っているんです。ただこういった苦しい流れの中……ここ最近の鈴鹿はほんとに下位に沈むので、そういう意味で言うと、今回はそこまで沈まずにパフォーマンスを少しずつ上げておきたい。もちろんいつもチャンスが来るわけではないのですが、ただどういったチャンスが来るかわかりませんから、もしかすると鈴鹿も何か予想外のことが起きるかもしれないですしね。ただ我々はこの数年、レースによってほんとにすごい差があるんですけど、 決して毎回努力の量が違うわけではないので、引き続き続やれることはやってベストな状態で挑みたいなと思っています。

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