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モーター スポーツ コラム 2022年8月21日

片岡龍也選手(No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG) 「タイヤを新品にして戻すよ」っていうことだけだった

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──チームによっていろんな策が練られる中、スタンダードな形(片岡→谷口→片岡)でステントを刻みました。なぜこの戦略になったのですか。

片岡:スタンダードな作戦でも十分に勝てる可能性があったので、もはや奇抜な作戦を採る必要はないだろうと。あとはやはり練習走行時よりも(決勝の)路気温が上がっていたので、タイヤへの負担も考えて均等に行った方がリスクが排除できるだろうということで、基本的に三分割の作戦を選びました。

──早々に61号車を抜いて2番手を走る中、クラストップの65号車(LEON PYRAMID AMG)が18周目に足回りのトラブルで緊急ピットインしました。これでトップに立ちましたが、その時のどのような心境でしたか。

片岡:事前の段階で65号車の調子がいいことも分かっていて、決勝のペースを無線で確認しながら走ったんですけど、ちょっと気温が上がったことによって(65号車と)イーブン(の戦いになる)かなと思っていたところが、若干65号車に有利な展開というか実際に65号車の方が速いペースで周回を重ねていたので、順当にそのまま行かれてしまうと少し追いつくことは難しいなという思いの中で65号車の緊急ピットを見ました。このときは(65号車に)申し訳ないですけど、こちらにチャンスが巡ってきたというか……。なので、最大のライバルだと思っていた65号車の脱落によって、自分たちがかなり優勝の可能性が高いところに来たなっていう思いはありましたね。

──晴れてトップに立ち、26周目終わりでルーティン1回目を実施。タイミングとしてはいかがでしたか。

片岡:ちょっと4周ぐらい早かったんです。一応(GT300クラスの全周回数を)90ラップで想定していたので30ラップずつで切りたかったんですけど、すでにそのピットを済ませた……周回遅れになるのかどうかはわからないですが、他の車両が何台もが前に入ってきてしまって。で、なかなかそれを自力で追い越していくのも難しく、1ラップあたり1秒ぐらいロスするような形になってしまったので、(当初予定していた30周でのピットインまで)あと4周も引っ張るともったいない(ロスタイムが増える)ので、少しだけ早めました。

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