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モーター スポーツ コラム 2022年7月15日

スーパーフォーミュラ 2022 第6戦プレビュー 2強から3強に変わりつつある2022王者争い。終盤戦へ向け、流れを掴むのは誰か?

SUPER GT by 吉田 知弘
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ただ、富士スピードウェイは比較的オーバーテイクの機会が多いサーキット。それは平川も理解しており、「少なくとも2列目からスタートできれば、良いレースができると思います」と、こちらも前向きに捉えて夏の富士戦に臨もうとしている。

TEAM IMPULといえば、例年は夏場のレースで強さを発揮する。今回の富士に加えて、今年は8月のモビリティリゾートもてぎ戦が2レース開催となるため、連勝できれば野尻を逆転することも十分可能だ。そのため、富士では少しでもポイント差を縮めておきたいところだろう。

シーズン前半は、この2人のチャンピオン争いに注目が集まっていたのだが、前回のSUGOで新たに名乗りを挙げたドライバーがいる。サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)だ。2020年にスーパーフォーミュラにデビューし、1年目は不運なアクシデントに見舞われることが多く、結果を残すことができず。2年目となった昨年はコロナ禍に伴う入国規制の影響で、シーズンの大半を欠場することとなってしまった。

それでも、日本のトップフォーミュラへの挑戦を諦めることなく来日を果たし、3シーズン目を迎えている。野尻や平川ほどではないが、常に表彰台争いに絡む速さをみせ、前回のSUGOではついに初優勝をマーク。本人も「ずっと目標にしてきた舞台で、やっと勝つことができた」と、パルクフェルメでは感極まっていた。

昨年の終盤、日本に戻ってきたときにはブランクを感じている様子もあったが、今ではすっかり感覚を取り戻し、マシンのセットアップも進んでいる様子。さらにアドバイザー兼通訳として、かつて国内トップフォーミュラで活躍したミハエル・クルム氏がサポートについており、これも彼にとってはプラス材料となっている。

さらに今年に入って海外からの入国に対する水際対策も緩和され、フェネストラズもSUGO大会前に一時帰国。慣れ親しんだヨーロッパの土地で英気を養ってこられたことも、SUGOでの快進撃の一助になったことだろう。

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