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モーター スポーツ コラム 2022年5月20日

スーパーフォーミュラ2022 第4戦プレビュー 早くも一歩リードの野尻智紀、その快進撃を止める者は?

SUPER GT by 吉田 知弘
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これに対して“流れを変えたい”と思っているのが、野尻を追いかけるライバルたちだ。

鈴鹿では少し苦労しているようにみられたcarenex TEAM IMPUL勢は、ここで少しでもポイントを稼いで、トップとの差を縮めたいところ。関口雄飛は、オートポリスで優勝経験もあるだけに、平川とともに上位に食い込む姿が期待できそうだ。

また、復調の兆しを見せているKONDO RACINGの山下健太とサッシャ・フェネストラズも目が離せないほか、2020年には最終ラップまで野尻を追い詰める走りを見せた山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)も、前回の鈴鹿大会で、何か良いきっかけを掴んだ様子。レース展開次第では、久しぶりに彼が表彰台に立つ姿も見られるかもしれない。

復調の兆しを見せている山下健太

この他にも、前回の鈴鹿で初優勝を遂げた松下や、開幕戦から安定して上位争いに食い込んでいる宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)など……挙げればキリがないくらい、有力なドライバーがひしめいている。

今回も1レース制ということで、土曜日に予選、日曜日に決勝という流れとなるが、おそらく予選で前方グリッドを獲得したドライバーが有利になるため、いきなり0.001秒を争う激しいタイムアタック合戦が繰り広げられるだろう。

さらに、ここ最近のレース展開をみていると、予選で後方になったドライバーが、早めにタイヤ交換を済ませて“アンダーカット”を狙ってくる傾向がある。そういう意味で、今回も最後の最後まで手に汗握る攻防戦が期待できそうだ。その中で、誰がオートポリス戦を制するのか。それによって、ここから本格化していくチャンピオン争いの行方も、大きく変わってきそうな予感だ。

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文:吉田 知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

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