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モーター スポーツ コラム 2022年5月17日

2022年WRC第4戦ポルトガル “新型車両が初めてのグラベル戦に登場”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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名物ファフェのジャンプは必見。

ここ何十年の間WRCはモンテで始まり、第2戦はスウェーデン等の雪上、その後ヨーロッパ域内への転戦と相場が決まっていました。かつてはイベントローテーションの調整などがありましたが、ここ数年はコロナ禍による開催地選択等のバイアスがかかり開催地が多彩になってきました。その中でポルトガルはクラシックイベントと言われる名門ラリーで開催回数は本年で55回目を迎えます。
主催団体のポルトガル・自動車クラブは1903年に設立された名門クラブで1967年にポルトガル・航空のスポンサーで第1回TAP Rallyを開催し1973年のWRC創設当初からの有力ラリーです。比較的ソフトなグラベル路面とファフェとして知られる大ジャンプは余りにも有名ですが、熱狂的な観客の行動がしばしば問題となり、安全問題を理由に(ほかにもFIAとの確執があったと言われていましたが)WRCから一時脱落していました。数年休んだ後、主戦場を南部アルグレーヴに移して2009年WRCへ復帰、その後元の北部地方に移しポルト(ポルトガル語でオポルト)を中心に行われています。

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今シーズンはトップカテゴリーのR-1の車両規定が大変更になり、1-2戦は特殊路面、第3戦はクロアチアのターマックが入りましたが、ターマック戦で最も相性が悪い雨天のレースとなり各社とも苦戦、デイリタイアが続出しました。今回のポルトガルはグラベルラリー。晴れればひどい埃に悩まされることもありトップスタートの不利さと後続スタートの視界不良が微妙に勝負に作用することでしょう。過去の開催回数が多いので現役の多くのドライバーが優勝経験者です。

注目のメーカーチームのエントリー状況ですが、フォードがモンテの再来を期してセバスチャン・ローブが今シーズン二戦目の参戦です。ほかにブリーン、グリーンスミス、フルモー、ルベーを加え5台体制を組みます。

今シーズン2戦目の参戦となるセバスチャン・ローブ(M-Sport)。

トヨタはポイントリーダーのロバンペラ、オジェ、エヴァンスに勝田貴元を加えた4台体制。ヒョンデはヌーヴィル、タナクに隣国・スペイン出身のソルドという3台体制。R-1カテゴリー合計12台のフルキャストです。ヒョンデのオリバーはクロアチアでコースオフの際、車両火災でリタイアしているので今回はお休みです。

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