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モータースポーツ コラム 2026年4月21日

2026年WRC第5戦 スペイン(ラリー・イスラス・カナリアス) “コルシカ風のターマックラリー”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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第4戦でも勝利を挙げた勝田貴元選手。第5戦でもさらなる活躍に期待が高まる(写真は第4戦)

今シーズン早くも第5戦に入ります。ラリーの正式名称はラリー・イスラス・カナリアス(Rally Islas Canarias)といいます。
同レースは昨年から開催地を変更しアフリカ大陸正北端のモロッコおよび西サハラ沖に位置するスペイン領カナリア諸島、その7つの島の一つであるグラン・カナリア島で開催されています。

このラリーは、長年にわたりヨーロッパ選手権の舞台として知られています。
隣に位置するテネリフェ島には3,500メートル以上の高山があるのに対し、グラン・カナリア島には2,000メートルの山があります。ちなみにいずれも火山島です。
道路は比較的なめらかですが、屈曲が多く起伏に富んだレイアウトであり、ツール・ド・コルスの舞台であるコルシカ島に似ていると思います。

さて、第4戦終了までの獲得ポイントは次の通りです。
■ドライバー
①勝田 81、②エバンス 74、③ソルベルグ 68、④パヤリ 55、⑤フルモー 49、⑥オジェ 26、⑦ヌーヴィル 25

■マニュファクチャラー
①トヨタ 206、②ヒョンデ 141、③トヨタ-2 55、④フォード49
トヨタが両部門で大きくリードを広げています。ただしまだ先は長いので、この先の熱戦を期待しましょう。勝田 貴元選手の活躍は素晴らしいですね。

注目の今季初となるフルターマック戦ですが、ここ最近タイアのパンクが多く発生しており、ラリー後半には意外などんでん返しが連発しています。
グラベルタイヤの耐パンク性能、ターマックタイヤのコーナーカット時のパンク、耐ウエット性能などドライビングスタイルやエンジントルクの強化等が組み合わさった事象からくるもので、高いレベルでのコントロールがますます必要になってきます。
つまり、「速く走ること」と「上手く走ること」とのバランスです。

そんなことを考えながら、初夏の風光明媚な地中海ラリーを楽しんで頂きたいと思います。
TOYOTA Gazoo Racing WRTはオリバー・ソルベルグ、エルフィン・エバンス、セバスチャン・オジェ、勝田、サミ・パヤリのフルエントリー。HYUNDAI Shell Mobis WRTはティエリー・ヌービル、アドリアン・フルモーに加えてスペイン人のダニ・ソルドでの3台体制。M-Sport Ford WORLD RALLY TEAMはジョン・アームストロングとジョシュア・マクアーリンの2台でエントリーしています。

ラリー概要は次の通りです。

SS本数 SS km Liaison km Total km
D-1 (4/23) 1 1.89 km 2.47 km 4.36 km
D-2 (4/24) 7 108.79 km 412.37 km 521.16 km
D-3 (4/25) 6 112.22 km 410.96 km 523.18 km
D-4 (4/26) 4 78.40 km 182.06 km 260.46 km
Total 18 301.30 km 1007.86 km 1309.16 km

文:福井 敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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