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モーター スポーツ コラム 2021年12月11日

SUPER GT 第8戦:坪井 翔(No.36 au TOM’S GR Supra) 「1年間戦ってきた思いとチャンピオンを獲ったことなど色んな思いで泣けてきた」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──チャンピオンに最も近い1号車が予選2位となったこともあり、No.36 au TOM’S GR Supraとしては”首の皮一枚”状態でのタイトル争いになりました。決勝を前に、チームではどういうミーティングをしたのですか?
坪井:今年、36号車(au TOM’S GR Supra)はロングランが速く、決勝が強くてだいたいいつも順位を上げてゴールすることができていました。自信を持っている上に、今回はさらに決勝ペースが良さそうだと練習走行からなんとなく手応えがありました。なので、正直4番手からでも優勝できるなという感じだったし、第2戦で4位からスタートして優勝目前で落としてしまった(※3)こともあり、ある意味(同じ)4位スタートということで、第2戦の”取り忘れたもの”を取り返しに行くぞという強い気持ちで……。一方でチャンピオンはほかのクルマ次第なので難しいとは思っていたんですけど、絶対勝って終わろうという気持ちを持って、最終戦に挑みました。

※3:第2戦富士大会、No.36 au TOM’S GR Supraは予選4位でスタート。早々にトップからレースを牽引した。終盤はトップと僅差の2番手から優勝を目指したが、残り11周目でプロペラシャフトが折れるトラブルに見舞われ、13位に終わった。

──レースは、第1ドライバーの関口雄飛選手がオープニングラップで2位へ浮上。さらに12周終了時、セーフティカー明けのリスタートでトップを奪取しました。どんな気持ちで見守っていましたか?
坪井:時期が寒かったこともあり、タイヤが温まるのに時間がかかる部分があったので、最大のチャンスはそこかなとレース前に話していました。スタート直後だったりFCY(フルコースイエロー)やセーフティカー明け(のリスタート)は、アウトラップ含めてすごく大事になることはレース前からわかっていたので、そこを決勝でどれだけ速く走れるか意識してチーム全体で臨んだのですが、まさかあんなにいきなり行ってくれるとは思わなかったです。そこは関口選手らしいというか、闘志むき出しのレーススタイルというか、オーバーテイクをして実際トップまで来てくれたので、これはなんとしてもトップの座を守り抜かないと何を言われるかわからないと思って(笑)。必死に守ろうと思ったし、見ている間にトップで絶対に勝つぞという関口選手の思いがすごく伝わってきたので、その意志を引き継いで第2スティントを頑張ろうという気持ちでいました。

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