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サッカー フットサル コラム 2023年11月14日

【ハイライト動画あり】FIFA U-17 ワールドカップ現地レポート 次戦南米の伝統国と激突へ

サッカーニュース by 川端暁彦
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【ハイライト動画】日本 vs. ポーランド|FIFA U-17 ワールドカップ インドネシア 2023 グループD

ポーランドとの初戦では、バンドン入りしてから胃腸炎で発熱してしまったMF佐藤龍之介(FC東京U-18)が病み上がりのために先発を回避。「元気な選手を使っていくだけ」という森山佳郎監督の方針に沿った先発オーダーとなった。

総じて選手たちのモチベーションは高く、胃腸炎で離脱していた佐藤からも「世界大会楽しいっす」という言葉が漏れる。それも、対戦相手が名の知れた強豪揃いだからだろう。次の相手はA代表が世界を制した記憶も新しいU-17アルゼンチン代表。南米を代表する伝統国である。

 

その初戦は「だいぶナーバスになっている選手が多かった」(森山監督)という緊張感もあって思うようなプレーができず。試合後の選手からは口々に「反省」の二文字が漏れてきたが、3度目のU-17ワールドカップとなる森山監督は試合内容も選手たちのコンディションも「まあ、こういうもんでしょう」と笑って受け止めつつ、選手たちの気持ちのベクトルを「次」へと向けさせている。

「(アルゼンチンは)日本で見たことがないくらいの球際の強さ、プレスの圧力がある。序盤に色々苦しむのは目に見えているけど、逆に前半に相手を走らせることができれば、逆に日本は後半から良くなっていけると思っている」(森山監督)

世界的なトレンドである立ち上がりからハードなプレスをかけてくる相手に対してどう立ち向かうかは、大会を通して日本のテーマになっていく部分。もちろん、アルゼンチンの真骨頂はプレッシャーの強さだけではない。

 

「全員ボールを持てて、体幹の強さがある。1対1で簡単に負けたり、ワンツーについていけないようだと完全に相手のゲームになってしまう」(森山監督)

10番を背負って伝統のタスクを背負うMFクラウディオ・エチェベリ(リーベルプレート)、ドリブルでの仕掛けが魅力のFWサンティアゴ・ロペス(インディペンディエンテ)など、すでにプロのトップチームでのプレー経験を持つ選手もおり、個々の技量に加え、日本人選手が総じて苦手とする駆け引きを得意とする選手も多い。前半早々から相手ペースに呑まれるようだと、勝機は薄くなるだろう。

引き分けでもグループステージ突破は見えてくるシチュエーションだが、森山監督は「まず『(勝点)3』を狙う」と明言。その上で、試合状況を見極めての采配をふるっていく考えだ。

 

南米の伝統国と日本の若き精鋭がぶつかる注目のグループステージ第2戦は、日本時間14日21時から開幕する。

J SPORTS 放送情報

文:川端暁彦

写真:J SPORTS取材班

川端暁彦

フリーランスの物書き。主にサッカーの育成年代の取材を継続的に行っており、各種媒体に寄稿している。

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