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サッカー フットサル コラム 2023年10月17日

疲労困憊の久保建英、プレー強度と移動距離と時差はラ・リーガ随一

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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そして、この8人のうち欧州外出身で代表戦のための長旅を我慢しなければならないのが、ウルグアイのバルベルデと日本の久保ということになる。

スペインからの距離で日本の方がウルグアイより1000kmほど遠く、飛行時間で3時間ほど長く、時差も2時間大きい。ちなみにマドリッド=東京の飛行時間は16時間、マドリッド=モンテビデオは13時間で、欧州出身者のせいぜい2~4時間とは比べるのも馬鹿らしいほどの差がある。

久保の得意技、抜くドリブルは疲れる。バルベルデのボールを運ぶドリブルも疲れる。「アタッカー」と一括りにしたが、ドリブラーとパサーとセンターFWでは同じ出場時間でも疲労度は違うのだろうが、今回は考慮しなかった。

いずれにせよ、まとめると「久保はラ・リーガに所属する選手の中で最も疲労している」。が言い過ぎなら、「疲労困憊であって当然」とは言えるだろう。フィジカルモンスターのバルベルデはともかく、昨季目覚ましくフィジカルが向上したとはいえ久保の方は休養を与えていくべきだろう。その責任分担が、アルグアシル監督と森保一監督のどちらにどれだけあるのかはわからないが……。

文:木村浩嗣

木村浩嗣

編集者、コピーライターを経て94年からスペインへ。2006年に帰国し『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年からスペインに拠点を移し特派員兼編集長に。15年編集長を辞し指導を再開。スペインサッカーを追いつつセビージャ市王者となった少年チームを率いた。現在はグラナダ在住で映画評の執筆も。

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