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サッカー フットサル コラム 2023年2月21日

なでしこジャパン期待のルーキー・藤野あおばが強豪ブラジル、アメリカ戦で示した真価

サッカーニュース by 松原渓
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そして、高校卒業後に東京NBから声がかかり、愛するクラブに復帰した。昨季、3月以降のWEリーグで毎試合のように結果を残し、昨年8月のU-20ワールドカップには飛び級で選出。背番号10を背負い、日本の準優勝に貢献した。

「(U-20ワールドカップで)世界の選手たちは本当に強いし速いし、なんだこの人!?というすごい選手がいっぱいいて、最初は驚きました。同じスタートで走るとスピードで劣る部分もありましたが、ポジションを早く取ることや相手との間合いを考えること、ボールの置き所を変えることなど、対応力はついてきたと感じます。フィジカルで圧倒されても戦えなくはない、と実感しました」
そのようにして海外勢に対する対応力を学んだ藤野は、高校卒業から1年足らずでなでしこジャパンに招集された。
昨年10月に国内で行われたナイジェリア(2-0)との国際親善試合でA代表デビューを果たし、続くニュージーランド戦(2-0)では攻守に躍動し、鮮烈な印象を残している。

「U-20ワールドカップではハードワークや守備の強さが求められていましたが。代表(なでしこジャパン)では攻撃的な部分で自分の役割を意識しています。そういう意味では、自分自身が出さなければいけない結果はゴールになってくると思います」
代表2試合目で、その明確な目標を口にしていた藤野。11月には、欧州王者のイングランド(0-4)、ワールドカップ同組のスペイン(0−1)との強化試合に出場。「球際での勝負のこだわりや、その強度をチーム内で求め合うことのレベルの高さが違った」と、世界トップクラスのチームとの差を痛感した。その一方で、局面ではボールキープや相手をいなすプレーなど、光るプレーも見せた。

今年1月の皇后杯では東京NBのタイトルに貢献。WEリーグではどのチームも藤野を警戒して二重、三重のマークをつけるようになったが、なかなかボールを奪われず、相手ゴールを脅かし続けた。そして、今年1月の皇后杯では東京NBで初タイトルを獲得した。

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