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サッカー フットサル コラム 2019年5月24日

最後まで払拭できなかった硬さ……FIFA U-20ワールドカップ 日本代表は、2戦目ではその硬さを払拭できるか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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GKのボールを若原智哉がパンチで逃れようとしたのだが、そのボールがなんと田川亨介に当たってゴールの中に飛び込んでしまったのだ。

エクアドルが、それまでのFKはすべてレサバラの左足で蹴って来ていたのを、この最後のFKではアルバラドの右足に切り替えたこと。若原の前をエクアドルの選手が横切ったことで、残念ながら若原のパンチが正確に当たらなかったのだろう。

もちろん、ミスはミスなのだが、強いられたミスだった。

いずれにしても、せっかく前半を無失点で耐えきったと思ったところでの失点で、メンタル的にどこまで立ち直らせることができるのかが後半の勝負だった。

後半は明らかに前半に比べて改善されており、しっかりボールを握れた。だが、その後、CKの守備の場面でペナルティーキックを与えてしまう。しかし、レサバラのキックが甘いコースにとんだところを、GKの若原がしっかり反応して失点を防いだ。キックの瞬間までしっかり相手を見て反応した若原の完勝だった。キッカーを最後まで見て反応するタイプのGKの方はPKには強い。

後半も立ち上がりのこの時間に1点を追加されていたら、エクアドルの攻撃のテンポは明らかに上がっていたことだろうが、PKの失敗によって前半の硬さをそのまま持ち越してしまった。実に、大きなPKストップだった。

エクアドルは、攻撃では質の高いタレントがそろっていた。だが、DFとくにセンターバックはかなり不安定だった。前半にも、CBのリハルド・ミナのミスから斉藤光毅がフリーになってGKを交わしてシュートを打ったビッグチャンスがあった(相手DFがゴールライン手前でっクリア)。

そして、ようやく後半に入ると、日本の選手たちもその相手の弱点を衝こうという意識を持ち始めて、何度かチャンスを作る。相手チームの攻撃力が強かったら、守っていてはいけないといのがサッカーの鉄則だ。かつて、イビチャ・オシムは「ロナウジーニョに守備をさせろ」とよく言っていたではないか。

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