人気ランキング
-
サイクル ロードレース コラム
【速報 ジロ・デ・イタリア2024】フィニッシュ手前3kmの無印峠でポガチャルを追いかけたナルバエスがステージ優勝/第1ステージ
-
サイクル ロードレース コラム
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ:レビュー】タデイ・ポガチャル驚異の強さ! ステージ4勝と64年ぶりの大記録に「今が一番バイクとの時間を楽しめているかもしれない!」
サイクルロードレースレポート by 福光 俊介総合2位のランダはポイント賞ジャージを繰り下げで着用していた(左から2番目)
「2月にポルトガルで走ったけど、気持ち的にはカタルーニャがシーズン初戦の感覚だったんだ。だから個人総合2位はうれしいし、大満足。ここまでの走りができると思っていなかったよ」(ミケル・ランダ)
次戦予定のイツリア・バスクカントリーでは、いよいよレムコ・エヴェネプールのシフトに加わる。「今年一番の大仕事」というレムコのツール制覇へ向け、連携を深める機会になる。
そして個人総合3位には、エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)が入った。大事故から2年、復権のときが近づいてきた。今大会は前半こそ我慢のレースだったが、第6ステージでランダと競って2位。総合表彰台圏内までジャンプアップした。
1月下旬から数レース走り、3月にはパリ~ニースにも出場。今大会にあたっては特段、調整はしていなかったという。
「正直驚いている。表彰台のことを意識して臨んだつもりはなかったし、調子が上がっている実感もさほどなかったからね。それでも、ついにここまで来れたね。いつかは戻ってこれると思っていたんだけど、実現したらやっぱりうれしいよ。ポガチャルは強かったかって? そもそも今回はついていかなかった。今後のレースでついていけると良いね」(エガン・ベルナル)
5年前、鮮やかにツールを勝った男である。ポガチャルやヴィンゲゴーを本気で追随するようになったときこそ、ベルナルの完全復活を意味する。
ときに“クライマーズ・ツアー”化するボルタ・ア・カタルーニャだけど、今大会は3ステージでクライマー以外の選手が勝利。第1ステージのシュルツは集団の間隙を縫って飛び出しに成功。2日連続の本格山岳ステージを耐えたスプリンターたちによる第4ステージの優勝争いは、マライン・ファンデンベルフ(EFエデュケーション・イージーポスト)が制した。続く第5ステージも激戦となって、昨年のU23世界王者アクセル・ローランス(アルペシン・ドゥクーニンク)がUCIワールドツアー初勝利。ファンデンベルフやブライアン・コカール(コフィディス)、オールイス・アウラール(カハルラル・セグロスRGA)らに先着する、大きな1勝を挙げた。
春のクラシックシーズンが本格化し、各地から好レースのニュースが飛び込んでくる。ステージレース戦線は引き続きスペインが舞台で、4月1日から6日までの日程でイツリア・バスクカントリーが開催される。
文:福光 俊介
福光 俊介
ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
5月4日 午後8:40〜
-
5月5日 午後9:00〜
-
5月6日 午後9:00〜
-
5月7日 午後9:00〜
-
5月1日 午後9:00〜
-
Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ 第5ステージ
5月2日 午後10:30〜
-
Cycle*2024 ラ・ブエルタ フェメニーナ 第6ステージ
5月3日 午後10:30〜
-
4月21日 午後7:30〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!