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サイクル ロードレース コラム 2024年3月12日

【Cycle*2024 ミラノ~トリノ:プレビュー】クラシックシーズンを占う「アンティパスト」 カヴェンディッシュやデマールら経験豊富なスプリンターに加えて留目夕陽も参戦!

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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ミラノ〜トリノ

開催時期とコースの変化が激しいミラノ〜トリノ

今回はミラノ郊外のローを出発。西へと針路をとって、トリノから少し北に位置するサラッサを基点とする周回コースを1回めぐってフィニッシュに達する。レース距離としては177kmと、昨年より約20km短縮。全体的に平坦基調だった前回よりは少しばかりアップダウンが増えていて、スプリンターが最後まで残れるかはレース展開次第といった印象。フィニッシュまでも3.5kmほど上っていて、1~2%の勾配ながらもそれまで踏んできた距離を思うと楽とは言い難い。コースへの適応力がカギになってくる。

それら要因を考慮してか、各チームとも多種多様なメンバーを配備。どんな展開になっても対応できる体制を整えている印象だ。

スプリンターでは、2年前に勝っているマーク・カヴェンディッシュ(アスタナカザクスタン)が、ターゲットレースとして参戦を表明。確実にUCIポイントを獲得するためのシフトをチームが配した関係から、3日後のミラノ~サンレモは回避してこのレースに集中する。15年前に勝ったミラノ~サンレモへの思いを封印して臨むとはいえ、UCIプロシリーズのこのレースでも勝てば200点を付与される。自身のため、チームのため、強い思いで走ることになる。

シーズン序盤からチーム状態が良いアルケア・B&Bホテルズは、こちらも2020年に勝っているアルノー・デマールで勝負。上りに強く、フィニッシュ前でのスピードにも長けている選手としては、イバン・ガルシアとダヴィデ・チモライのモビスター勢、ブライアン・コカールアクセル・ジングレ(ザングル)のコフィディス勢の名も挙がる。

アルウラー・ツアーで1勝を挙げたカスペル・ファンウーデン(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)の戦いぶりや、ソーレン・ヴァーレンショルトとアレクサンダー・クリストフによるウノエックスモビリティのホットラインも見もの。ライリー・シーアン(イスラエル・プレミアテック)は、昨年のパリ~ツールでのジャイアントキリング再現なるか。

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