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サイクル ロードレース コラム 2023年7月16日

【ツール・ド・フランス2023 第14ステージ結果速報】大規模落車で7人がリタイア、カルロス・ロドリゲスがグランツール区間初優勝、ヴィンゲゴーが総合タイム1秒稼ぐ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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グランツール初区間優勝カルロス・ロドリゲス

グランツール初区間優勝カルロス・ロドリゲス

アヌマスからモルズィヌ・レ・ポルト・デュ・ソレイユまで151.8km、5つの山岳を越える重要なステージ。総合争いはもちろん、山岳賞争いや区間優勝狙いも動き出す。アクチュアルスタートのあとアタック合戦の最中に大規模落車が発生、アントニオ・ペドレロ(モビスター チーム)とルイス・メインチェスアンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)が即時リタイア。レースは一時中断され30分後に再び走り出したもののエステバン・チャベスEFエデュケーション・イージーポスト)も自転車を降りている。

ラルス・ファンデンベルフ(グルパマ・エフデジ)が積極的にアタック、クリスツ・ニーランズ(イスラエル・プレミアテック)、ジュリアン・アラフィリップスーダル・クイックステップ)が先行しダニエル・マルティネスイネオス・グレナディアーズ)とアレクセイ・ルツェンコアスタナ・カザクスタン チーム)が追いつく、メイン集団とのタイム差はたったの15秒。3級山岳はマルティネスが先頭通過、下りでロマン・バルデチームDSM・フィルメニッヒ)が落車しリタイアとなった。

山岳賞狙いのジュリオ・チッコーネリドル・トレック)が1級山岳2つ連続で先頭通過、残り距離59.2kmでマイケル・ウッズ(イスラエル・プレミアテック)を置き去りにして単独先頭に出るも山頂まで7.8km地点、残り距離58kmでメイン集団に吸収されたがこの日の敢闘賞を獲得している。1級ラマズ峠をワウト・ファンアールトユンボ・ヴィスマ)が先頭通過、ハイペースでレースを展開している。

超級ジュー・プラーヌ峠、下りで遅れていたサイモン・イェーツチーム ジェイコ・アルウラー)が追いつき、牽引はラファウ・マイカUAEチームエミレーツ)へ。一度下がったファンアールトが再び牽引しギヨーム・マルタンコフィディス)、ペリョ・ビルバオバーレーン・ヴィクトリアス)が遅れていった。セップ・クスの牽引に代わりヨナス・ヴィンゲゴー(ともにユンボ・ヴィスマ)、タデイ・ポガチャルアダム・イェーツ(ともにUAEチームエミレーツ)、カルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ)、ジャイ・ヒンドレーボーラ・ハンスグローエ)、フェリックス・ガル(AG2Rシトロエン)に絞られている。

耐える時間を過ごし山頂まで4.7km地点でアダムの牽引へ、グループはポガチャルとヴィンゲゴーのみ。残り距離15.7kmでポガチャルがアタック、ヴィンゲゴーがチェックするも少しずつ離されていく。が、差は広がらず2kmかけてヴィンゲゴー追いつく、山頂手前530mでポガチャルが再びアタックするも先行する2台のバイクで進路がなく減速、山頂先頭はヴィンゲゴーでボーナスタイム8秒、ポガチャルは5秒を獲得している。

下りでロドリゲスとアダムが追いつき、ロドリゲスは3人を置き去りにして単独先頭となる。ヴィンゲゴーはポガチャルにぴたりと貼り付きプレッシャーを与え続けている。ロドリゲスは限界ぎりぎりで攻め続け5秒のタイム差をつけグランツール区間初優勝を手に入れた、総合順位も4位から3位に浮上。2位のポガチャルは6秒、同着3位のヴィンゲゴーは4秒のボーナスタイムを獲得、互いにチームメートをフルに使った山岳ステージの決着はポガチャルのボーナスタイムが合計11秒、ヴィンゲゴーのボーナスタイムが合計12秒とヴィンゲゴーが1秒稼いだ結果となった。

「信じられない、夢みたいだ、世界最高のレースで優勝するなんて信じられない、いつも夢見ていた。すべての努力と、私を信じてくれたチームにありがとうと伝えたい。クフィアトコフスキが何度も何度も助けてくれたんだ」ロドリゲス勝利後インタビュー

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