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サイクル ロードレース コラム 2023年7月14日

【ツール・ド・フランス2023 第12ステージ結果速報】サバイバルステージはレース巧者のヨン・イサギレがラスト30.9kmで抜け出し7年ぶりのツール区間優勝

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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レース巧者ヨン・イサギレが7年ぶりのツール区間優勝

レース巧者ヨン・イサギレが7年ぶりのツール区間優勝

事前予想で逃げが決まると言われていた第12ステージ、ロアンヌからベルヴィル・アン・ボージョレまで168.8kmのワイン愛好家には馴染みの深い土地を駆け抜ける。アクチュアルスタートで飛び出したのはマッズ・ピーダスンリドル・トレック)、アルベルト・ベッティオル(EFエデュケーション・イージーポスト)とフレッド・ライトバーレーン・ヴィクトリアス)が追いつき3人での先頭グループができたと思われたが、マチュー・ファンデルプールアルペシン・ドゥクーニンク)が追いついたあとに集団に吸収された。

レミ・カヴァニャスーダル・クイックステップ)、ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ)がアタック、クリスツ・ニーランズ(イスラエル・プレミアテック)、ヴィクトル・カンペナールツ(ロット・デスティニー)がカウンター、ジュリアン・アラフィリップ(スーダル・クイックステップ)、ワウト・ファンアールトユンボ・ヴィスマ)......、アタック合戦は留まる事を知らず、3級山岳はダニエル・マルティネス(イネオス・グレナディアーズ)が先頭通過。

後方ではヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)がついていけなくなり、ダビ・デラクルス(アスタナ・カザクスタン チーム)が落車しリタイアしている。先頭グループが決まらないまま3級山岳でアダム・イェーツUAEチームエミレーツ)、セップ・クス(ユンボ・ヴィスマ)、エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)、ニールソン・パウレス(EFエデュケーション・イージーポスト)が遅れ始めたため、総合グループもペダルを踏み続けジュリオ・チッコーネ(リドル・トレック)が山頂を先頭通過したとき、総合勢も同じグループで通過している。

丘を下るタイミングで抜け出したティシュ・ベノート(ユンボ・ヴィスマ)とディラン・トゥーンス(イスラエル・プレミアテック)に合流する形で13人の先頭グループが形成、中間スプリントポイントをピーダスンが先頭通過、追走のアラフィリップとヤスペル・ストゥイヴェン(リドル・トレック)が合流。

3級山岳はギヨーム・マルタンコフィディス)が先頭通過、ラスト47kmでファンデルプールが独走を開始、ティボー・ピノグルパマ・エフデジ)とマッテオ・ヨルゲンソン(モビスター チーム)が追う。遅れていたパウレスやベン・オコーナーAG2Rシトロエン)が集団復帰に成功、ここで総合グループのペダルが緩み、タイム差が開き始めた。

残り距離31.6kmで追走の8人がピノら先頭3人に追いつき、山頂手前2.5km、残り距離30.9kmでヨン・イサギレ(コフィディス)がペースアップ、後続がちぎれファンデルプールもついていけずに独走へ。チームメートのマルタンが追いかける選手をチェックしつつ、イサギレはそのままペダルを踏み続けラスト30kmを平均時速49.5km/hで走りきり7年ぶりのツール区間優勝を掴み取った。区間6位に入ったピノは総合順位を15位から10位まで浮上、総合勢は4分14秒後に集団ゴール、ファンデルプールは5分23秒遅れでフィニッシュしたが敢闘賞を受賞している。

「これまでうまく逃げに乗れなかったけど今日はうまくいった。最後の1kmはたくさんのことが頭をよぎった、素晴らしくバスクらしいツールだ、ビルバオの勝利に続けたことを嬉しく思う」イサギレ勝利後インタビュー

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